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これなんて読むか分かる?「瞬ぐ」→読めたらすごい【難読漢字】の正解は?

  • 2025.5.29

「難読漢字クイズ」、今回ご紹介するのはこの言葉――「瞬ぐ」。

「一瞬(いっしゅん)」や「瞬間(しゅんかん)」などで目にする機会も多いこの漢字、つい「しゅんぐ」と読みたくなりますが…残念、不正解!

送り仮名がついていることからもわかるように、「熟語」ではなく「動詞」としての読み方を求めています。さて、あなたは読めますか?

問題

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「瞬ぐ」この漢字の読み方は?

「またたぐ?」「しゅんぐ?」と思った方も多いのではないでしょうか。ですが、どちらも正解ではありません。

ここでヒント!

この言葉、目に関する動作を表しています。たとえば、まばたきをするような、ごくわずかな時間のうちに目を動かすような…。

さあ、ピンときましたか?

正解

それでは正解を発表します。

「瞬ぐ」の正しい読み方は、「まじろぐ」でした!

 

「まじろぐ」ってどんな意味?

読み方が分かっても、聞き慣れない言葉に「どんな意味?」と感じる方も多いはず。

実はこの「まじろぐ」という言葉、古くからある日本語で、「目をぱちぱちと動かす」「まばたきをする」といった意味を持っています。

辞書を引くと、こんな記述があります。

まじろ・ぐ【瞬ぐ】
まばたきする。またたく。
(例)少しも瞬がずにじっと聞き入る。
ー『デジタル大辞泉』(小学館)

つまり、単に「目をぱちぱちさせる」だけでなく、動揺や恐れから目を逸らす様子なども含まれる言葉なんですね。

「まじろぐ」という言葉は、現代の会話ではあまり使われないかもしれませんが、小説や詩、和歌などの文芸では今も登場します。

たとえば「瞬く間に…」という表現にも通じるように、日本語には一瞬の動作を繊細に描写する言葉がたくさんあります。

ふだん何気なく見過ごしている言葉の中に、こんなに奥深い表現が潜んでいるのですね。

まとめ

いかがでしたか?

今回の難読漢字「瞬ぐ」は、「まじろぐ」と読みます。

意味は「まばたきをする」「目をしきりに動かす」など。少し文学的で、どこか余韻のある日本語です。

次回の難読漢字クイズもお楽しみに!あなたはいくつ読めるでしょうか?