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「反故」→「はんこ」ではありません!大人なら知っておきたい漢字クイズ

  • 2025.5.29

今回の漢字クイズで取り上げるのは、日常ではあまり見かけないけれど、ニュースやビジネスの場面では意外とよく登場する言葉「反故」を出題します!

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問題

「反故」この漢字の正しい読み方は?

「反」は“はん”や“そる”、「故」は「こ」や「ゆえ」と読むことが多いため、「はんこ」?「はんゆえ」?と思った方もいらっしゃるかもしれません。

実はこの言葉、まったく違う読み方をするんです。

さあ、わかりましたか?

正解

それでは正解を発表します!

今回の正解は「ほご」でした!

字面からはなかなか想像しにくい読み方なので、知らないと正解するのは難しいかもしれません。

では、この「ほご」とは、いったいどんな意味を持つ言葉なのでしょうか?

「反故(ほご)」ってどういう意味?

もともとは、書き損じたり不要になったりした紙くずを指す言葉でした。

しかし現代では、そこから意味が広がり、以下のような使われ方をしています。

ほご【反故】
① 書き損なったりして不要になった紙。
② 役に立たなくなった物事。
—『デジタル大辞泉』(小学館)

つまり、何かの取り決めや約束が「無効」になってしまった時にも使われるんですね。

「反故にする」ってどういうこと?

ビジネスシーンや報道などでよく耳にする表現が、「約束を反故にする」「合意を反故にされた」といったもの。

これは、「一度交わした約束や契約を無効にしてしまう」「なかったことにする」という意味で使われます。

少し古風な響きがありますが、文章に重みを与える言い回しとして今も現役で活躍している日本語です。

まとめ

今回の難読漢字は「反故」でした。
正しい読み方は「ほご」、意味は「紙くず」や「無効になったもの」。

日常会話ではあまり見かけないかもしれませんが、ニュースや契約関係、ビジネスの話題では意外と使われることの多い言葉です。

知っていると「おっ」と一目置かれるかも?
次回の難読漢字クイズもお楽しみに!