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飼い猫が網戸と一緒に屋根へ…父のはしご救出劇に「今でもはっきり覚えてます」

  • 2025.5.30
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出典:Photo AC ※画像はイメージです

ペットと暮らしている方の中には、愛するペットの思いがけない行動でヒヤリとする場面に遭遇しそうになった経験があるのではないでしょうか。

今回は、30代女性のAさん(仮名)が「十数年前に体験した、飼い猫の肝の冷える体験」について紹介します。

飼い猫が網戸と一緒に…

十数年前のことです。私の飼い猫は、階段の踊り場の窓によじ登り、外を見ているのが好きで、定位置の一つでした。

ある日、窓を開けて網戸にしていたら、網戸に前足をかけて立ち上がろうとした飼い猫が、なんと、網戸と一緒に落下してしまったのです。

幸い玄関の真上の屋根に着地したものの、そこから降りることも、窓のほうに上ることもできずに立ち往生してしまいました。

父がはしごで屋根に上って飼い猫を抱え、窓から私が受け取りました。飼い猫はぶるぶる震えていて、それ以来、虹の橋を渡るまで、その窓に上ることはありませんでした。

網戸が外れ落ちていくときの飼い猫の顔と、大怪我しなくてよかった…という気持ちは、今でもはっきり覚えています。

猫の安全のために今一度確認を

Aさんの体験は、猫と暮らす方にとって決して他人事ではない出来事でしょう。幸いAさんの猫ちゃんは大怪我をすることなく、その後も元気に過ごせたようで何よりでしたが、いくら華麗に着地することが得意な猫とはいえ、窓からの落下は重大な事故につながる可能性もあります。

室内飼い猫が外に出てしまわないような対策をしっかりと講じなくてはいけません。猫は、ほんの狭い隙間であっても、自分の頭が入るくらいであればすり抜けてしまうもの。

脱走・落下防止用のパネルを窓に設置したり、網戸の固定状況を定期的に確認したり、猫が触れる物が簡単に外れる状態になっていないかチェックしたりすることが大切です。

特に窓辺は猫にとって魅力的な場所ですが、同時に危険も潜んでいます。愛するペットの安全を守るために、改めて住環境を見直したいですね。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています

アンケート実施日:2025年5月21日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:30代女性