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35歳手前で大ブレイク『ルー大柴』の今――「トゥギャザーしようぜ!」で一世を風靡、再ブレイクの”70代の現在”に「渋すぎる」

  • 2025.6.27

かつてテレビや雑誌で頻繁に目にした芸能人は、今どこで何をしているのでしょうか。時代とともに移り変わる芸能界で、一世を風靡した有名人の“その後”に興味が集まります。そこで今回は、ルー大柴さんの現在をご紹介。意外な2025年の姿に迫ります。
※本記事は筆者の個人感想による内容です

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(C)SANKEI

英語と日本語が混ざった「ルー語」で大ブレイク

ルー大柴さんは、1954年東京都新宿区生まれ。1977年に俳優としてデビュー後、下積みを経て、カツラメーカーのCMフレーズである「トゥギャザーしようぜ!」で35歳目前に大ブレイクしました。
その後、英語と日本語が混ざった個性的な話し方「ルー語」で一躍大人気になりました。

2024年11月5日の集英社オンラインの取材では、次のように語られています。

父が中国・ハルビンで生まれ育って、中国語と英語とロシア語が喋れたんですね。
だから私もチャイルド(子ども)の頃から日本語と英語をトゥギャザーしてたのが事実なんですよ。チャイルド心(子ども心)になんかヘンだなとは思ってたんですけどね(笑)。
出典:集英社オンライン2024年11月5日配信

ルー大柴さんによると、「ルー語」は、もともとプライベートで自然に使っていた言葉だったのだとか。
「ルー語」を駆使したユニークな話術でバラエティ番組を席巻していたルー大柴さんですが、40代を迎える頃からは活動の場を舞台へとシフトし、表現の幅を広げる日々を送るようになりました。
そして、50代で新マネージャーとのパートナーを組み、仕事の在り方や自分の魅せ方を全部「チェンジマインド」して、再び活発な活動へ復帰したそう。

環境保護活動や、茶人・茶道師範としても活躍

2006年には、マネージャーからすすめられてブログ『TOGETHER』を開設。「ルー語」を交えた独特な文章で、女子高校生や女子大生の間で話題となりました。
2007年にはNHK『みんなのうた』で、モノを大切にする心を歌った楽曲『MOTTAINAI』を披露。これをきっかけに、富士山麓や地域でのゴミ拾い活動など、環境保護活動にも積極的に参加しています。

また、52歳からお茶を習い、遠州流茶道の師範資格を取得。2013年には師範の資格を取得し、「貫庵(かんあん)大柴宗徹(そうてつ)」の庵号を授かりました。2020年に放送されたNHK『林先生の初耳学』では、茶道を披露し、静と動の両面を見せ、視聴者に新たな魅力を届けました。

現在は、自身のYouTubeチャンネル『ルー大柴ちゃんねる』を通じて情報を発信しつつ、精力的な活動を展開しています。
このルー大柴さんの多方面で人生を全力で楽しむ姿勢に、SNSでは「ルーさんの“チェンジマインド”に勇気もらった」「茶道の先生って渋すぎる!」「人生の励みです!」といった共感と称賛の声が寄せられています。

ルー大柴の今後に注目

ルー大柴さんの歩みは、常に挑戦と変化の連続。70代でも新たなキャリアステージを楽しむその姿は、私たちに生きるヒントと勇気を与えてくれます。

これからも、「ルーさん、トゥギャザーしようぜ!」の精神で、温かく応援していきたいと思います。


※記事は執筆時点の情報です