「何に見える？」あなたが“無意識に我慢していること”がわかる心理テスト

日常生活の中で、私たちは知らず知らずのうちに様々なことを我慢していることがあります。この心理テストでは、あなたが無意識のうちに何を我慢しているのか、その深層心理に隠された思いを探ります。

普段は気づいていない、あなたの心の声に耳を傾けるきっかけになるかもしれません。難しく考えず、直感で選んでみてください。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.貝殻

2.握った拳

3.バナナの房

4.おばけ

貝殻を選んだあなたは、自分の本音や本当の気持ちを表現することを、無意識のうちに我慢しているのかもしれません。硬い殻で繊細な中身を守る貝のように、自分の内面をなかなか人に見せられず、心の中で様々な思いを抱え込んでいるのではないでしょうか。

あなたは、周囲との調和を重んじたり、相手にどう思われるかを気にしたりするあまり、自分の意見や感情を素直に伝えることに躊躇を感じやすいのかもしれません。その結果、「本当はこう思っているのに」という気持ちを飲み込み、表面上は穏やかに振る舞っていることが多いようです。

本音を伝えることは勇気がいるかもしれませんが、少しずつでも自分の気持ちを言葉にしてみることで、心が軽くなることもあります。あなたの本当の気持ちを理解してくれる人はきっといるはずですし、それがより良い人間関係を築く第一歩になりそうです。

握った拳を選んだあなたは、怒りや不満といったネガティブな感情を、無意識のうちに我慢しているのかもしれません。固く握りしめられた拳のように、心の中に湧き上がるネガティブなエネルギーを抑え込もうと、常に気を張っている状態なのではないでしょうか。

あなたは、「怒りを感じるのは良くないことだ」といった考えから、自分のネガティブな感情を表に出すことに抵抗を感じているのかもしれません。そのため、理不尽なことや納得できないことがあっても、それをぐっと堪え、自分の中で処理しようとすることが多いようです。

怒りや不満は、人間にとって自然な感情の一つです。無理に抑え込むのではなく、まずはそうした感情があることを自分自身で認めてあげることが大切です。その上で、信頼できる人に話を聞いてもらったりすることで心の負担を軽減できるでしょう。

バナナの房を選んだあなたは、「こうありたい」という自己イメージを、無意識のうちに我慢して十分に表現できていないのかもしれません。房から一本一本取り出して皮をむいて初めて中身が現れるバナナのように、本当の自分を出すことにためらいを感じているのではないでしょうか。

あなたは、周囲の期待に応えようとしたり、「目立つことは良くない」という考えに縛られたりして、自分のユニークな部分や本当にやりたいことを抑圧している傾向があるのかもしれません。その結果、どこか物足りなさや、自分らしさを発揮できていないという感覚を抱えているようです。

自分を表現することは、決してわがままなことではありません。あなたの個性や才能は、周囲の人にとっても魅力的なものです。小さなことからで良いので、新しいことに挑戦したりすることで、より充実した自分らしい生き方ができそうです。

おばけを選んだあなたは、日常生活の中でのちょっとした違和感や小さなストレスを、無意識のうちに我慢しているのかもしれません。実態がはっきりしないおばけのように、自分でも明確には意識していないけれど、諦めてしまっていることが多いのではないでしょうか。

あなたは、大きな問題ではないからと些細なことを見過ごし、小さな不満や願望を心の中に積み重ねている傾向があるのかもしれません。しかし、そうした小さな我慢が積み重なることで、知らず知らずのうちに心の重荷になっている可能性も考えられます。

日々の生活の中で感じる小さな「これは少し嫌だな」という心の声に、もう少し耳を傾けてみることが大切です。全てを解決できなくても、意識して改善しようとすることで、心の風通しが良くなるでしょう。

ライター: Kazuhide.Y

公認心理師、心理学ライター。心理学を「ちょっと難しい学問」ではなく「毎日の生活に役立つ知識」としてお届けします。あなたの心が少しでも軽くなるような、そんな情報発信を目指しています。