「何に見える？」あなたにとっての“地獄の状況”がわかる【心理テスト】

2025.7.21

「もうほんとに地獄のようだった！」と語る友人の話を聞いていて、それほどでもないと感じたことがありませんか？人の感じ方次第で、その状況が地獄のようなのかどうかは大きく変わってきます。誰かにとって地獄だったとしても、自分にとっては全然問題ない状況だったりすることもあるでしょう。あなたにとっての“地獄の状況”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ケーキにたてるロウソク

2.カカシ

3.注射器

4.アルファベットの「O」と「T」

1.ケーキにたてるロウソクに見えた人は「みんなから冷たくされる状況」

図形がケーキにたてるロウソクに見えた人は、みんなから冷たくされる状況が地獄の状況かもしれません。あなたにとって、みんなから冷たい態度を取られてしまうことは、生きた心地がしないくらいつらくて苦しいことなのではないでしょうか。無視をされたり、話しかけても真顔であまりいい反応が返ってこなかったりするときに、地獄だと感じてしまうようです。

このタイプの人は、他者評価を気にしやすく多少我慢してでもみんなと仲良くしようとするところがありそうです。愛想も良いですし、いい人でいようと無理をしがちかもしれません。それは、みんなから冷たくされるような状況にならないようにしているのではないでしょうか。輪の中にきちんと入り、溢れないようにしているようです。

みんなと言っても、本当に全員でなくても、数人から冷たくされるだけで強いストレスになってしまいそうです。冷たくしてくる人と仲良くしようとしても、それはなかなか難しいかもしれません。少し距離を置いて、別のところにつながりを持っていくことも大切なのではないでしょうか。

2.カカシに見えた人は「多忙を極める状況」

図形がカカシに見えた人は、多忙を極める状況が地獄の状況かもしれません。あなたは、ある程度時間的な余裕がないと、つらく苦しいと感じてしまうのではないでしょうか。寝る時間以外、仕事などやることが山積みになってしまっていて、ちゃんとした休みが取れない状況になると地獄だと感じるようです。

このタイプの人は、のんびりやでゆったりと過ごすことを好むところがありそうです。本来、あまりぎゅうぎゅうに予定が詰まった状態は合わない人でしょう。そのため、普段の仕事にプラスして追加の仕事が増えたりすると、だんだんストレスが増してきてしまい、表情もどんどん暗くなっていってしまうのではないでしょうか。

どんなに自分が好きなことであっても、多忙になると地獄だと思ってしまうようです。何もしない日、何もしない時間が必要な人ですので、多忙を極めるときは、無理にでも休みを作る工夫をすることが必須でしょう。地獄だと感じながら動いていると、効率も悪くなってしまい、余計に時間を削ることになってしまいそうです。

3.注射器に見えた人は「身体的な苦痛がある状況」

図形が注射器に見えた人は、身体的な苦痛がある状況が地獄の状況かもしれません。あなたは、痛いとか、だるいとかそういった身体的な苦痛があると、一気に地獄だと感じてしまうのではないでしょうか。少しでも気になる症状があると、そこに気持ちが集中してしまい、すべてが地獄に感じられてしまうようです。

このタイプの人は、気が小さく心配性なところがありそうです。そのため、身体面に不調があると、どこか悪いのではないか、何か大きな病気を抱えているのではないかと不安になってきてしまうのではないでしょうか。そのせいで、身体だけではなく、心理的にも苦痛を抱えることになってしまい、それが地獄だと感じる要素になっているようです。

身体的な苦痛があるときは、まずは適切に治療をすることが大切です。でも治療ができない、治療をしても苦痛がしばらく続くような状況の時もあるのではないでしょうか。そういう時は、気持ちを紛らわせるような行動をとることで、苦痛感を減らすことはできるでしょう。どうしても痛みに気持ちが集中してしまいやすいですが、映画を見たり漫画を読んだりといった行動が救ってくれそうです。

4.アルファベットの「O」と「T」に見えた人は「みんなに合わせなければならない状況」

図形がアルファベットの「O」と「T」に見えた人は、みんなに合わせなければならない状況が地獄の状況かもしれません。あなたは、そのくらい他人と合わせるということが苦手なのではないでしょうか。自分のペースで動くことが叶わず、やりたくもないことをみんなと一緒にやらされるということが、地獄のように感じられるようです。

このタイプの人は、マイペースで一匹狼タイプなところがありそうです。自分で考えて、自分で組んだ予定通りに時間を使うということを好むのではないでしょうか。そのため、学校などみんなが同じ時間で同じように行動していかなければならないような場にいることが、実は結構苦手だったりするのではないでしょうか。

協調性とか、みんな仲良くといった言葉が、縛り付けられるようで息苦しく感じてしまうかもしれません。それでも、きっとそうしなければならない場では、なんとか合わせて頑張ろうとすることはできる人でしょう。だからこそ、地獄だと感じてしまうのかもしれません。最低限合わせたら、あとは好きに行動することでバランスを取ると良さそうです。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。