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【大阪万博】1970年代、埋め立てて作られた【夢洲】。元は“何のための土地”? 話のネタになる!万博豆知識<クイズ>

  • 2025.5.5
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2025年4月、いよいよ大阪・関西万博が開幕しました。
ゴールデンウィーク期間中、実際に会場を訪れる人や、SNSやテレビで話題を目にする人も増えてきたのではないでしょうか。
「空飛ぶクルマ」や「未来の暮らし」が体験できるパビリオン、そして一度見たら忘れられない公式キャラ「ミャクミャク」など、まさに未来づくしのイベントとして注目されています。

万博への注目度も高まる中でふと湧いてくるのがこんな疑問
「そもそも万博って、どこから始まったの?」
「今や未来の最先端が集まる会場“夢洲”って、どんな場所?」

今回は、そんな“いまさら聞けないけど知っておきたい”万博の豆知識を、クイズ形式で2問にまとめてご紹介します!

第一問

万博が初めて開催された国はどこでしょう?

A. フランス
B. イギリス
C. アメリカ

 

答え

正解:B. イギリス

万博(万国博覧会)の起源は、1851年にイギリス・ロンドンで開催された「第1回ロンドン万博」です。
場所はロンドンのハイドパーク。当時の産業革命の勢いを背景に、世界中の技術・芸術・工芸品を集めて披露する「世界の見本市」として開催されました。

このとき建設されたのが、有名な「水晶宮(クリスタル・パレス)」。
鉄とガラスでできた巨大な展示ホールは、まさに未来建築の象徴であり、万博が単なるお祭りではなく、「技術と文化の祭典」としての第一歩を刻んだ瞬間でした。

ちなみに日本が初めて万博に参加したのはその約20年後、1867年のパリ万博。日本の美術品や工芸品が欧州で大きな注目を集めました。

万博の歴史は“イギリス発”、そして“世界をつなぐ文化交流の場”として始まったのです。

第二問

万博の会場「夢洲(ゆめしま)」は、もともと何のために作られた土地?

A. 空港予定地
B. ゴミ処理場
C. 埋蔵金伝説のあった島

 

答え

正解:B. ゴミ処理場

「夢洲」と書いて「ゆめしま」。名前はロマンチックですが、実はここ、もともとは大阪湾に造成された“ゴミ処理場(廃棄物処分場)”なのです。

夢洲は1980年代以降、大阪湾岸の廃棄物最終処分地として埋立が進められ、産業廃棄物や建設残土などが投入されてきた人工島。
当初は空港やカジノの誘致構想なども検討されていましたが、さまざまな計画が頓挫した結果、長らく“空き地”状態に近い状態が続いていました。

そんな中、2018年に「2025年大阪・関西万博」の開催が決定し、夢洲が突如脚光を浴びることに。
現在ではインフラ整備や交通アクセスの拡充が進められ、ゴミの島が“未来都市”へと進化中です。

つまり、「万博の舞台は夢とロマンの地…というより、“元ゴミ処理場”だった」という事実は、知っておくと話のネタにもなる驚きポイントです。

まとめ:華やかなイベントの裏に、知られざる“物語”あり!

万博と聞くと、「パビリオンがいっぱいある未来イベント」という印象が強いかもしれません。
でも実はそのルーツには、産業革命の歴史や、埋立地再生という現実的な背景があるのです。

万博に関する様々な豆知識をもとに万博に足を運んでみると、未来へのワクワクがもっと深まるかもしれません。

万博に興味を持った方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか


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