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【20年ぶりの開催】そもそも万博って何のためのイベント?今さら聞けない“万博の豆知識”2選<クイズ>

  • 2025.4.30
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出典:PIXTA ※画像はイメージです

2025年、世界中の注目が集まる「大阪・関西万博」がついに開幕。
公式キャラクター「ミャクミャク」のインパクトや、未来技術を体験できる最先端パビリオンなど、すでに話題は尽きません。

そんな中、ふと疑問に思う人も多いはず。
「そういえば、日本ってこれまで何回万博やってるの?」
「そもそも万博って何のために開催されたの?」

今回は、知っているようで意外と知らない「万博」にまつわるクイズを2問紹介します!

第一問

日本で万博が開催されるのは、今回(大阪・関西万博)で何回目でしょう?

A.3回目

B.4回目

C.6回目

さて、あなたは答えられますか?

ヒント

  • 「1970年の大阪万博」は有名ですが、それだけではありません。
  • 実はすでに“21世紀に入ってから”も開催されたことがあるんです!

答え

正解:C.6回目

解説

今回の大阪・関西万博(EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN)は、実は日本で6回目の万博開催となります。

これまでに日本で開催された万博は以下の通りです。

1970年 大阪万博(日本万国博覧会)
→ 日本で初開催された登録博。月の石や電気自動車が大人気に。
1975年 沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)
→ 沖縄国際海洋博覧会は、テーマを「海」に特化したBIE認定博。開催地は沖縄県本部町など。
1985年 つくば科学万博(国際科学技術博覧会)
→ 茨城県つくば市で開催。最先端の科学技術をテーマにしたBIE認定博。
1990年 国際花と緑の博覧会(花の万博)/大阪・鶴見緑地
→ BIEが承認した国際園芸博覧会。自然と人間の共生をテーマに開催された認定博。
2005年 愛・地球博(愛知万博)
→ 環境と持続可能性をテーマにした登録博。モリゾーとキッコロが公式キャラとして人気に。
2025年 大阪・関西万博(今回)
→「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、AI、医療、SDGsなど最先端の未来像を体験可能な登録博。

「万博」にはBIE(博覧会国際事務局)によって「登録博」と「認定博」の2つに分類されます。

2つの分類どちらも合わせると、合計6回の開催になります。

こうして振り返ると、日本はアジアの中でも万博開催数の多い国であり、技術や文化を発信する大きな舞台としての役割を果たしてきたことがわかります。

第二問

万博(万国博覧会)とは、もともと何を目的に始まった国際的なイベントでしょう?

A.世界中の観光地を紹介するため

B.各国の技術や文化を披露・共有するため

C.地球温暖化の現状を訴えるため

答え

正解:B. 各国の技術や文化を披露・共有するため

解説

万博(万国博覧会)は、世界中の国々が一堂に会し、それぞれの技術・文化・思想を展示・交流する場として開催されてきました。
その起源は19世紀、1851年にイギリス・ロンドンで開かれた「第1回万博(ロンドン万国博覧会)」にさかのぼります。

当時の目的は、産業革命で急速に発展していた各国の技術革新や工芸品などを国際的に展示したり、国際交流を図ることで、「人類の進歩と調和」を促すことでした。

つまり、万博は「未来の社会を先取りする見本市」のような役割を持っているのです。

現在では、地球規模の課題解決や社会の進歩に向けた最先端アイデアの発信などより広い目的で開催されています。

じゃあ、なぜ今も開催されるの?

「昔は技術を見せる場だったとしても、今はインターネットがあるじゃん?」
そう思うかもしれませんが、今も万博が開催される理由は以下のようなものが挙げられます。

  • 各国がリアルに“未来構想”を発信できる国際ステージ
  • 世界が直面する課題(環境、医療、食糧、教育など)への解決策を模索・共有する場
  • 来場者が“体験”を通じて理解を深めるイベント空間

たとえば、2025年の大阪・関西万博のテーマは
「いのち輝く未来社会のデザイン」
健康やAI、エネルギー、循環社会など、未来社会に向けた様々なテーマが取り上げられています。

まとめ

万博は、ただのお祭りではありません。
過去・現在・未来をつなぐ、人類全体の“知恵の博覧会”なのです。

「万博ってなんとなく行くもの?」ではなく、
「世界中の“未来のヒント”に出会える場」として、
ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?