「医者の言葉は聞かなくても」天才イタリア人医師の“アニメ愛”が日本の医療を救う？！「『名探偵コナン』が一番語彙力が高い」

ABEMAでは稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの3人による番組『ななにー 地下ABEMA』を毎週日曜日に放送中！
5月18日に放送された#73の放送回の企画は「日本が好きすぎて日本に移住した外国人SP！」。日本のアニメに人生を救われたイタリア人医師が開発する“アニメ療法”とは？

日本のアニメに救われた天才イタリア人医師

日本のアニメが大好きだというイタリア出身のパントーさん。なんと、イタリアの名門医大を首席で卒業した頭脳の持ち主。しかし、幼少期は学校に馴染めず、引きこもりがちだったのだそう。そんなパントーさんの人生を大きく変えるきっかけとなったのが、日本のアニメでした。

特に影響を受けた作品が、『セーラームーン』と『聖闘士星矢』。パントーさんは「日本のヒーローは、普通の学生がヒーローになる」「そのシーンを見てすごく興奮して、自分も頑張るようになった」とアニメが原動力になったと語ります。稲垣さんは「やっぱりアニメなんだね」と強く実感した様子。

その後、自分と同じように引きこもりで悩む子どもたちがたくさんいることを知ったパントーさんは、「子どもたちを救いたい」という想いから、精神科医の道を目指すことを決意。猛勉強の末、イタリアの名門サクロ・クオーレ・カトリック大学医学部を首席で卒業しました。

1年で日本語をマスターした“コナン勉強”とは？

大学を卒業後、日本の病院で働くという夢を叶えるため、日本語の勉強を開始したパントーさん。その勉強法が、『名探偵コナン』を1日10時間、毎日見続けるというものでした。パントーさんは「楽しみながら学べるのがアニメだった」「『名探偵コナン』が一番語彙力が高いアニメだった」と理由を明かします。スタジオも「専門的な言葉とかね」「確かにちょっと難しい言葉も多いね」と納得。

「電子辞書を引きながら、1話を2時間かけて見た」「毎日4話ぐらい見ていて深夜まで」と凄まじい努力を重ね、わずか1年で日本語をマスター！筑波大学へ進学し、日本の医師免許を取得。現在は、慶應義塾大学病院で精神科医として働いています。

世界を救うのはアニメの力！？

現在、パントーさんは、日本のアニメに支えられた自身の経験を活かし、新しい独自の療法を開発中。それが、“アニメ療法”です。「好きなキャラクターがカウンセラーになってくれる」「医者の言葉は聞かなくても、好きなキャラクターの言葉であれば、意外とスッと入るんじゃないかなと思って」と開発の経緯を説明します。

アニメ療法とは、主に精神的に悩みを抱える人に対し、医師の代わりにキャラクターがカウンセリングを行うという画期的な手法。医師に打ち明けることが難しくても、自分が好きなキャラクターになら心を開きやすい。この点に着目したパントーさんは、現在、大手企業とタッグを組み、スマホアプリなどでの配信を目指して開発を進めているのだそう。

パントーさんの挑戦に、スタジオは「日本の人より日本のことをやってくれた」「本当だね」「すごい！」と称賛の声を送ります。近い将来、アニメ療法が日本や世界中の人を救う日が来るかもしれません。

これに対してEXIT兼近さんは「ルフィだったら学校行きたくないとか言ったら、うるセェ！行こう！って」と想像を膨らまし、スタジオを笑わせました。

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『ななにー 地下ABEMA』
#73：日本が好きすぎて移住しちゃった外国人さん大集合
［配信日時］2025年5月18日（日）
［出演者］稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾 ほか
［番組URL］https://abema.tv/video/episode/90-980_s102_p174

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