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『やなせたかし』『水木しげる』を抑えた!【実は苦労人だと知って驚いた漫画家】ランキング!第1位に「下積みが19年」

  • 2025.5.26

華やかに見える漫画界。しかしその裏には、長い苦労の末にようやく成功をつかんだ作家たちも多く存在します。

今回は“実は苦労人だと知って驚いた漫画家”をテーマにアンケートを実施。知られざる努力と執念の歴史を持つ漫画家たちが上位にランクインしました。さっそく第3位から発表します!

第3位:水木しげる(22票)

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(C)SANKEI

第3位にランクインしたのは、水木しげるさん。『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる水木さんは、戦争体験を経て漫画家となった人物です。独特の妖怪画と人情味あふれる作風で幅広い世代に支持されました。片腕を失いながらも描き続けたその精神力と、昭和の庶民生活を温かく描く視点は、多くの人に影響を与えています。

コメントには「戦争で片腕を失ったというエピソードが衝撃」「片腕を失いながらも緻密な描写ができることに驚いた」といった声が多く集まりました。逆境から生まれた妖怪たちは、今も多くの人の心を惹きつけてやみません。

戦争を経験しているのは知らなかったです。(25歳/男性)
断トツで水木しげるさん。戦中、激戦地に派兵され、訳あって左腕を切断。復員後も苦労の連続。壮絶な人生。(63歳/男性)
存命中、戦時下の過酷な体験を語って下さり、大変ショックを受けました。敵襲で多くの仲間を失った話は、印象に残りました。(52歳/男性)

第2位:やなせたかし(32票)

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(C)SANKEI

第2位は、やなせたかしさん。『アンパンマン』の作者として国民的人気を誇るやなせさんも、実は長い無名時代を経験した苦労人です。音楽や詩作にも才能を発揮しながら、漫画家として大成するまでに多くの試行錯誤を重ねました。晩年に大ヒット作を生み出したことで、多くの人々に夢と勇気を与え続けました。

『アンパンマン』発表時の年齢が60歳近くだった」「ヒットした年齢が高かったので苦労されてるんだなと思う」という声が示すように、苦難と努力の連続の末に生まれた“正義の味方”の存在が賞賛されています。

『アンパンマン』は子供から絶大な人気があるし、私の中では昔から知ってる有名な人。でも、『アンパンマン』がヒットするまでの下積み時代が結構長かったと言う話を最近知って驚いた。(42歳/女性)
若い頃は鳴かず飛ばずだったらしいから。(32歳/男性)
『アンパンマン』が大ヒットするまで代表作が無い事に悩み続け苦悩していたと知り率直に驚いたからです。(48歳/男性)

第1位:遠藤達哉(50票)

第1位に輝いたのは、遠藤達哉さん。『SPY×FAMILY』で大ブレイクを果たした遠藤さんは、2000年代から活動を続けながらも長くヒットに恵まれず、地道な創作活動を続けてきました。緻密な作画とコメディセンスを融合させた作風が評価され、ウェブ連載から爆発的な人気を得た現代の成功者です。努力と挑戦を重ねた実力派として注目されています。

短期間で連載打ち切りを2回経験した」、「漫画が描けなくなるブランクの時期があった」との声からも、19年に及ぶ下積みと挫折の末に花開いた成功は、多くの読者に驚きと感動を与えています。

下積みが19年あり、連載した漫画も打ち切りになった経験があるのを知りました。今や大人気の『SPY×FAMILY』の作者さんなので過去に大変な思いをされたからこそ面白い漫画がかけるんだなと思ったからです。(32歳/女性)
短期で連載を打ち切られるのを2回経験し、ヒット作が誕生するまで20年近くも苦労したと知って驚きました。(54歳/男性)
19年もの日の目を見ない時代を経験して生きているからです。(58歳/女性)

“実は苦労人だと知って驚いた漫画家”は、他にも!

TOP3にランクインしなかったものの、“実は苦労人だと知って驚いた漫画家”は他にもいます!

手塚治虫(16票)

アパートでこつこつと漫画を描いて頑張っていたから。(51歳/男性)

尾田栄一郎(12票)

『ONE PIECE』は世界的人気を誇るが、連載前はアシスタント生活が長く超多忙。現在でも睡眠時間を削って活動しているため。(49歳/男性)

※記事内の情報は執筆時点のものです。コメントは原文ママ。

調査方法:インターネットによる任意回答(自由回答式)
調査実施日:2025年5月16日〜5月19日
調査対象:全国の10代~60代の男女
有効回答数:238名