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令和の駅ホームで…100年前に刻まれた“4文字”に「先輩から聞いてびっくりした」

  • 2025.6.10

何気なく駅のホームに立っていると、まじまじとホームの柱に目を向けてみる方は少ないでしょう。しかし、ふと見上げた柱に、思わず心を奪われる瞬間もあるかもしれません。京都の西大路駅のホームには、そんな“目を奪う柱”があるようです。

Taisan1103(@Taizo_Akazu)さんが、「西大路駅のホームの柱に刻まれた秘密」についてX(旧Twitter)に投稿し、話題になっています。

いったいどのような柱だったのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

※下記の日付のリンクからX(旧Twitter)に移動します

Taisan1103(@Taizo_Akazu)2025年5月24日

西大路駅の小ネタ

ホームの柱に1913年アメリカ製のレール等が使われている

先輩から聞いてびっくりしました
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画像提供:Taisan1103(@Taizo_Akazu)さん

この柱、路線として使われていたレールを再利用したもの。レールは路線に使うものでは?と驚いた方も多いかもしれません。

しかし、さらに驚きなのは、そのレールが100年以上前にアメリカで作られたものだということ。レールに刻まれた「1913」や「1898」といった刻印が製造年を示しています。

かつてアメリカで作られた鉄が、令和の日本の駅を支えている。そう考えると、渋くて味わい深いロマンを感じさせられますよね。

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画像提供:Taisan1103(@Taizo_Akazu)さん

いつものホームに、100年もの歴史や物語があったとは…。知らないまま通り過ぎてしまいそうですが、タイムカプセルのような鉄の柱が、すぐ近くに立っていたということなのですね。

この情報を知っているだけで、何気ないホームがちょっと特別な場所に思えてきます。

実は歴史の一部に触れられる特別な場所だった

投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

---レールが柱になっているとは驚きです!実際にレールの柱を見たご感想をお聞かせください。

廃レールが再利用されている例は日本各地で見られますが、ここまで最古でかつ海外のレールが用いられ、製造番号や製造年月が分かるように全ての柱が建植されていて驚きました。

---ただただ驚きです…!西大路駅には、レールを見るために降りたのでしょうか?それとも、普段から利用されている駅だったのでしょうか?

普段からではないですが、所用で寄った際についでに撮影しました。また、こちらの情報および一部資料提供は、Y氏に協力していただいています。

---見つけたときは驚きと感動が押し寄せてきそうですね。

ホームの柱に隠された秘密

普段見落としがちな場所に、こんな歴史のかけらが眠っていたとは驚きの発見でしたね。知っているだけで目の前の景色や会話が、少し豊かになるようなホームの柱に隠された秘密。ひっそり誰かに教えたくなりますね。

取材協力:Taisan1103(@Taizo_Akazu)さん