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『養育費』を1円も支払わない元夫 「公正証書もあるのに…」→その後、さらに発覚した“衝撃の事実”とは?!

  • 2025.5.6
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

離婚後の生活で何より大きな支えになるはずの「養育費」。ところが、それが支払われず、さらに法の網をかいくぐって逃げる人がいる——。今回はAさん(仮名)が体験した、養育費をめぐるあまりにも理不尽な現実をご紹介します。

離婚は成立、公正証書もあるのに…養育費はゼロ

Aさんは子ども3人を抱えて離婚しました。公正証書も取り交わし、当然ながら元夫には養育費の支払い義務があるはずでした。
しかし、実際には1円も支払われず、元夫は住民票を宗教施設に置き、実際にはそこに住んでいないという“隠れ蓑”のような状態。

やむなく警察に捜索願を出し、免許更新のタイミングでようやく接触できた際、少額の振込が5回あったのみ。その後も給与の差し押さえを試みましたが、転職を繰り返し、費用倒れに終わったといいます。

浮気相手と入籍、資産隠しの末に「全面敗訴」

さらに発覚したのは、元夫が浮気相手のホステスと入籍していたこと。その名義で家を購入し、預貯金もすべて新妻名義にして資産を隠していたのです。

Aさんは訴訟に踏み切りましたが、結果はまさかの全面敗訴。
養育費を踏み倒し、財産を巧妙に隠しても、「逃げ切ることができてしまう」日本の制度に、Aさんは深い絶望を感じました。

「逃げ得」を許さない社会にするために

Aさんの体験は、ただ一人の母の悲劇ではありません。養育費の不払いは、深刻な社会問題です。
それなのに、強制力のある措置は少なく、資産隠しや偽装も“やったもの勝ち”の状態がまかり通っているのが現状。

「母子家庭を見殺しにしない社会」へ向けて、制度の改善と意識の改革が今こそ求められているのかもしれません。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日:2025年4月30日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:60代女性、フリーター・アルバイト