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「夢の中で“着物姿の誰か”が母の膝をさすっていた」大怪我中の母に報告すると…衝撃の真相に「偶然とは思えない」

  • 2025.5.18
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

人生には、科学では説明のつかないような、けれど心の奥に優しく残る“ちょっと不思議な体験”があるものです。
それは偶然ではなく、どこかで誰かが見守っていてくれているような——そんな安心感をもたらしてくれる出来事。
今回は、Aさん(仮名)が中学生の頃に体験した、心がじんわり温かくなる「夢」のお話をご紹介します。

膝を痛めた母と、夢の中の“知らない誰か”

Aさんの母は、商売をしながら家族を支えてきた働き者。ある日、道で転倒し、膝に水が溜まるほどの大けがを負ってしまいます。歩くこともつらいほどの痛みがありながらも、仕事を休むことはできなかったそうです。

その夜、Aさんは不思議な夢を見ました。母が寝ている布団のそばに、着物姿の女性が座り、膝を一生懸命撫でていたというのです。
しかもその女性は、カスリ柄の着物に、丸くお団子にまとめた髪——顔は見えなかったのに、不思議と怖さはなかったそうです。

そしてさらに不思議だったのは、母の布団は壁際に敷かれていたため、人がその側に座れるスペースなどなかったはずだということ。それなのに、その女性はしっかりとそこに座り、まるで母を癒やしてくれているようだったのです。

祖母の姿と重なった“夢の人”

翌朝、Aさんはさっそく夢の話を母にしました。すると母は驚いた表情を浮かべ、しばらく言葉が出なかったそうです。

というのも、母の母親、つまりAさんの祖母は、母がまだ6歳のときに亡くなっていたのです。それだけでなく、祖母が亡くなった時お団子頭でカスリ柄の着物を着ていたそう。

偶然とは思えない出来事でした。

そしてさらに驚くことに、その日の夕方、母の足の痛みはほとんどなくなっていたのです。
亡くなった祖母が、Aさんの母を心配して夢に現れたのかもしれない。Aさんの母はとても嬉しそうだったそうです。

亡き人の“想い”は、時を越えて届くのかもしれない

目には見えなくても、大切な人の存在は、きっと私たちのそばにある。
今回のAさんの体験は、そんなことを信じさせてくれるあたたかい実話でした。

亡くなってから何十年経っても、心配して会いに来てくれる——そんな深い愛情が、夢というかたちで届くこともあるのかもしれません。
心が弱ったとき、体がつらいとき、不思議と寄り添ってくれる何かがある。それは、思い出の中だけでなく、今もちゃんと生きている証なのかもしれませんね。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日:2025年4月24日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:40代女性、会社員