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「良いことやってると思ったの」長年の“ブスキャラ扱い”に気疲れし…衣装さんに声をかけられ思わず“号泣”した【女性芸人】とは?

  • 2025.5.16
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

お笑い界において、かつては”笑われること”が芸人としてのひとつの美学とされていた時代がありました。外見、境遇、欠点すらも武器にし、笑いに昇華してきた芸人たち。しかし、その裏には誰にも言えない葛藤や、静かに流された涙が存在していたのかもしれません。

そんな当時を振り返り、「良いことやってると思ったの」と語った女性芸人がいます。長年“ブスキャラ”としてバラエティの第一線で活躍しながらも、ある日、自販機の前で立ち尽くした彼女は、やさしいひと言に心を揺さぶられ、思わず泣いてしまったのです。

衣装さんに声をかけられ泣いてしまった過去を語った女性芸人とは?

さてここでクイズです!

とがってた時代に衣装さんから声をかけられ泣いてしまった過去を語った女性芸人とは?

ヒント…

①女性お笑いコンビ・オアシズのボケ担当

②東京外国語大学出身のインテリ芸人

「良いことをやってるって思ってたの」

正解は…光浦靖子さんです!

光浦さんがこのエピソードを語ったのは、2021年7月14日放送のテレビ東京系のトーク番組『あちこちオードリー』出演時のこと。

長年出演していた『めちゃ×2イケてるッ!』で、“ブスキャラ”として扱われることに、「貧乏とかね、頭が悪いとかルックスが悪いとかいうのをフリートークにして、その人が一番スポットライト浴びてて、その会場ではその人がヒーローだったわけ。一番かっこいいかったわけ。だから、なんていい世界だって思ったのよ。だから私はブスの役をやることは、どっちかっていえば、良いことやってると思ったの」と語りました。

衣装さんに声をかけられ号泣

当時のバラエティは芸人もスタッフも攻めた笑いを追求し、とがっっていたようで、ときにデリケートなラインも踏み越える風潮があり、女性芸人の扱いも、今とは大きく異なっていました。

そんななか、ある収録の日、スタジオの自販機で飲み物を買おうとした光浦さんは、小銭がなくて困り果てていたといいます。誰にも借りることができず、立ち尽くしていたところに、衣装さんが優しく声をかけてくれたそうです。その瞬間、張り詰めていたものが崩れ、涙が溢れたのです。この出来事を番組で語りながら、光浦さんは再び号泣しました。

エピソードを知るとより好きになるかも!

良いことをしていると信じて、“笑われ役”を演じ続けてきた光浦靖子さん。しかし、心のどこかで無理をしていたことに、ふとした優しさが気付かせてくれたのです。

今、光浦さんはカナダで新たな生活を送り、自分らしさを取り戻す日々を過ごしています。笑いの裏に隠れた涙、そして再び歩き出す強さ。それこそが、光浦靖子という芸人の真の魅力なのかもしれません。