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「妻が壊れた」容態が急変し、意識障害を目の当たりにした夫が“絶望の涙”を流した話

  • 2025.5.14

人の心の闇を描く、紙屋束実(闇落ち女子トーク)さん。自身や知人の体験談をベースとしたフィクション漫画を、ブログで発信しています。

妻の容態が急変し、病院へ向かうことになった男性。しかし、ビールを飲んでいたため車を運転できず…?

ICU

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紙屋束実(闇落ち女子トーク
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紙屋束実(闇落ち女子トーク
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紙屋束実(闇落ち女子トーク

病院へ今すぐ行かなければならないものの、飲酒してしまったため車を運転できない男性。そこで母親に送迎を頼もうと電話をかけますが、「このバカ息子!自分の妻が大病で入院してるってのにビール飲んでる場合か!」と、思い切り怒鳴られてしまいます。結局、父親が病院まで車を出してくれることになりました。

病院に到着した男性は、医師から「奥さんは現在かなり悪い状態でICUに入っています」。と告げられます。「昼間は普通に話せていたのに…」と動揺する男性に、医師は、薬の効果が出ずに意識障害を起こしていることや、点滴・チューブが複数装着されていること、さらに手足の抑制に同意してほしいことを説明します。看護師からは、大人用のオムツを用意するよう求められ、子どものオムツすら買ったことがなかった男性は、大きなショックを受けるのでした。

さらに、妻は自分の名前は言えるものの、2人の子どものうち長女の名前しか思い出せません。自宅の電話番号を尋ねても、答えはまったく見当違い…。それを聞いた男性は「妻の脳はもう壊れてしまった」「これから俺はどーすりゃいいんだ」と、絶望に打ちひしがれ、涙を流します。

妻が入院しているという状況にもかかわらず、呑気にお酒を飲んでいた男性。しかし、医師から直接容体を知らされたことで、現実の重みを突きつけられたのではないでしょうか。これまでは「早く退院してほしい、じゃなきゃみんな困る」と他人事のように考えていた男性も、今回ばかりはその認識を改めざるを得なかったはずです。

投稿元にて紙屋束実さんは「夫さん!妻は不死身でも不死鳥でもありません!」とコメントしています。多くの男性にとって、妻は頼もしく、つい何でも任せきりにしてしまう存在かもしれません。しかし、妻も一人の人間。突然何が起きるかは誰にもわかりません。だからこそ、普段から「任せっぱなし」にせず、自分も家庭を担う一員として、自立していく姿勢が大切なのかもしれませんね。

※実体験をもとにした創作漫画です

ブログ:紙屋束実(闇落ち女子トーク

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