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「同僚が命令・侮辱ばかり…」ついに我慢の限界で反論すると…理不尽すぎる結末に「そんなバカな話があるか」

  • 2025.5.17
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

働く中で、多くの人が一度は「理不尽さ」に直面した経験があるのではないでしょうか。今回は、読者のBさん(仮名)から寄せられた、職場での苦い体験をご紹介します。理不尽な態度に耐えながらも、冷静に対処したBさん。しかし、その後に待っていたのは、思いもよらぬ管理者からの“誤解”でした。

監視・命令・侮辱…立場をわきまえない同僚との日々

Bさんの職場には、工程リーダーなどの権限がないにもかかわらず、人に指示を出したり、威張ったり、他人を顎で使うような態度を取るA子という女性がいたそうです。

Bさんは、そんな彼女の言動に対して「自分にも落ち度があるのかもしれない」と自問しながら、衝突を避けようと我慢を重ねていました。

しかしある日、ついに限界を迎え、A子に言い返すことに。

とはいえ、Bさんが取ったのは感情的な反応ではなく、あくまで冷静に、丁寧な言葉での反論でした。

その反応にA子は驚いたのか、「ごめんなさい」「許してください」と繰り返すばかり。そして、職場の工程リーダーがこの件を把握し、2人を別の部署に配置換えすることで、状況はいったん収束したように思えました。

本当に問われるべきは「誰が誰を傷つけたか」

しかし、Bさんにとって納得のいかない展開が待っていました。

終業間際に管理者から呼び出され、「誰か一人でも欠けると困る」「A子さんが怖くて出勤できないと言っている」などと告げられたのです。まるでBさんがA子を“いじめた”かのような扱いに、深い憤りと失望を感じたといいます。

さらに、その後も別の管理者から何度も同じ話を蒸し返され、“問題の中心”かのようにされてしまったBさん。

「そんなバカな話があるか」と思うほど、立場の逆転が起こってしまったのです。

結局、A子は退職しましたが、Bさんの心には、A子だけでなく、管理者たちへの不信感も強く残りました。「人を平然と傷つけた側を庇い、被害を受けた側に責任を問う姿勢は、人としてどうなのか」とBさんは振り返ります。

正しさと冷静さは、必ずしも評価されないことがある

Bさんの体験は、「正しく冷静に怒ること」の難しさを物語っています。感情的にならず、敬語で対応したにもかかわらず、管理者には真意が伝わらず、不当な扱いを受けてしまった——これは、職場という組織の中で、しばしば起こりうる現実です。

私たちが学ぶべきは、「声の大きさ」ではなく「事実の重さ」に耳を傾ける姿勢の大切さ。そして、どちらが“悪く見えるか”ではなく、どちらが“人を傷つけたか”を見極める公正さです。誰かを守るという行動が、もう一人を傷つけることになってはいけない——そんな教訓をBさんの経験から受け取ることができます。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日:2025年4月14日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:60代女性、その他