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26年前、嫁の“授かり婚”に大反対した義母「お疲れ様…」→出産直後、義母が放った“毒発言”にイラッ…

  • 2025.4.13
出典:photoAC(画像はイメージです)

人は何気ないひと言で救われることもあれば、傷つけられることもあります。とくに、心も体もデリケートになっている出産直後にかけられる言葉は、その後の関係性に大きな影響を与えることも。
今回は、Aさん(仮名)が26年前の出産時に体験した「今でも腹が立つ」と感じたエピソードをご紹介します。

涙の反対から一転、義母の“労い”…でもその後の一言が忘れられない

Aさんが第一子となる長男を出産したのは26年前。授かり婚だったことから、夫の両親、とくに義母からは強い反対を受けていたそうです。夫は一人っ子で、それはそれは大切に育てられた存在。

「そんな息子が突然結婚?しかも妊娠もしてるなんて…」と、義母は涙ながらに大反対。

しかし、義父の「俺もじいちゃんになるのか」という何気ない言葉が、義母の心を和らげ、ようやく入籍と母子手帳の発行へ。

Aさん夫婦はさまざまなハードルを乗り越え、無事に出産の日を迎えました。長男は大きく、出産は難産。喜びよりも疲労が勝るほどぐったりしていたAさんでしたが、遠方から駆けつけた義父母が初孫を抱いて喜ぶ姿を見て、ようやくホッとできた瞬間がありました。

義母からも「○○ちゃん、お疲れ様」と労いの言葉があり、「授かり婚でも、これでよかったんだ」と胸をなでおろしたそうです。

ところがその直後、義母の口から出たのは——

「この子で終わりにしときなさいね。子どもは一人で充分だから」初めての出産を終えたばかりの嫁に対して、あまりにも無神経な言葉。Aさんは今でもその言葉を思い出すたび、イラっとしてしまうと語ります。

子どもが増えるたびに「恥ずかしい」…そして自然に距離ができた

その後、Aさんご夫婦には5人の子どもが誕生しました。

幸せな家庭を築きながら、子どもが増えるたびに義母に報告をするたび、決まって返ってきたのは「恥ずかしい」「子どもが可哀想」という言葉。

出産という命がけの出来事を経ているにもかかわらず、労いどころか否定的な反応を繰り返す義母に対し、Aさんは徐々に距離を置くように。

そして、5人目・6人目の出産時には事後報告とし、必要最低限のやりとりだけに留めているそうです。親族だから、家族だからといって、心の距離まで近づける必要はない——Aさんの選択は、そのことを示しているように感じます。

家族でも「口にする言葉」の責任は消えない

どんなに身近な存在でも、発する言葉には思いやりが必要だということ。
とくに、出産という大きな節目にいる人に対しては、ねぎらいや感謝の気持ちを伝えることが、どれだけ心を支えるかは計り知れません。

そしてもうひとつ、「合わない関係性」に無理に付き合う必要はないということも。たとえ相手が義父母であっても、自分と家族の心の平穏を守るために、適切な距離を保つという選択は間違っていません。Aさんのように、「モヤモヤする思い出」から得た学びを、自分や次の世代の関係づくりに活かしていけるか——それが、“あのときの納得いかなかった出来事”の、本当の意味かもしれません。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日:2025年4月9日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:40代女性、会社員