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「新人が電話をとるのは当たり前!」職場の“暗黙ルール”に大論争「自分じゃわからない」「逃げないで」

  • 2025.4.14
出典:Photo AC ※画像はイメージです

新人社員にとって、社会人生活のスタートは不安と緊張の連続。右も左も分からない中で、「まずは電話をとって覚えなさい」と言われることも少なくありません。

SNSで「新社会人は『電話は新人がとるもの』と言われてモヤモヤするかもしれないが、必須の業務なので、合理的にも考えて新人が電話をとるのがよい」といった趣旨の投稿が話題になっています。

こちらの投稿には、「電話はとるべき」と共感の声が見られた一方で「新人にやらせるほうが怖い」といった声も。

はたして、「新人は電話をとるべき」という意見について、多くの方はどんな考えをもっているのでしょうか?SNSの声を中心に紹介します。

共感です!

「新人が電話をとるべき」の考えに、共感する方がたくさん見られました。

  • 新人さんからは「私が電話をとってもわからない」と言われましたが、それでは覚えられない
  • まだ多くの仕事ができないときこそ、こういうところからやってほしい
  • 電話はとりあえずとるべき
  • わからないことから逃げずにぶつかってほしい

新人だからこそ電話をとることで学んでほしいと考える人は多いようです。電話をとるのが苦手だという新入社員もいるでしょうが、電話をとることで良いことがあったという経験談も。

  • 電話はどんどんとったほうがいいです。たどたどしい対応でも許してもらえるのは今だけ
  • 電話をとることで、先輩たちの業務担当などが分かり勉強になります
  • 電話の相手からは名前と顔を覚えてもらえるので、後々良いと思う。

新人だからこそ、学べることは多いでしょう。電話をとることで、先輩たちの業務担当や取引先などが分かるという利点もあるようです。

電話をとらせないで

しかし一方で、新人に電話をとらせることに異議を唱える方も。

  • 会社に入りたてで何も分からない新人にはとらせないでほしい
  • 新人にやらせるほうが怖い
  • 何も分からない新人では、話が通じないこともある
  • 電話は難易度が高いと思う。同じ職場の人の顔と名前、業務担当を覚えてからがいいのでは。

何も分からない新入社員にとっては、どのように応対してよいのかわからないこともあるでしょう。実際に、新人の頃に大変な思いをした方は少なくないよう。

  • 自分も新社会人の頃は電話をとるのがすごく嫌でした。
  • 相手の会社名や用件などを一気に言われ、うまく対応できませんでした

ただ電話をとらせるのではなく…

また、「マニュアルもなく、ただ電話に出ろというのは上司も悪い」と、事前に研修などが必要なのではないかという意見もありました。

  • ビジネスマナーを含めた電話対応の仕方をしっかり教えてから出させてほしい。
  • 電話を取る練習を研修したほうが良い。

「新人は黙って電話をとればいい」「電話は新人がとるもの」と言う人もいますが、なぜ電話対応が必要なのかを理解してもらうことも大事なのかもしれません。

  • 「黙って電話とればいい」ではなく、なぜ電話をとらなければいけないかを伝えるほうが意義のあるものになる
  • 電話をとる理由を理解してもらうところから

今の子は家電話を使った経験が少ない

そもそも、今の世代の人たちは電話を取ることのハードルが高いという声もありました。その要因の一つには、家に固定電話がないこともあるようです。

  • 昔は固定電話があったから、電話に出たら「名乗る」「相手の名前を聞く」がわかったが、今はそうではない
  • 今の子は電話機の扱いに慣れていないし、保留の仕方も分からない
  • 現代はスマホの時代なので、家の固定電話がなかったことを理解したほうが良い

みなさんはどう考えますか?

今回は、「新人は電話をとるべき」という意見に対する世の中の人の考えをご紹介しました。

電話対応は必須業務のため、「電話をとることで学びになる」「電話はとるべき」と考える人が多い一方で「電話対応は簡単ではない」と考える人も。世代によって固定電話に慣れていない人も多いことから、電話対応をしてもらうなら、事前に研修などのフォローも必要でしょう。

また、「電話は新人が取るべき」と押し付けるのではなく、電話対応の仕方やビジネスマナー、電話対応の必要性を伝えると、新入社員たちも前向きに業務に取り組めるかもしれませんね。

みなさんは、この問題についてどのように考えますか?