自身が大ヒット作品をもつ漫画家であっても、読者と同じように他の漫画家のファンとして、新作を待ちわびていることは多々あるようです。漫画家になるきっかけが、子どもの頃に大好きだった漫画だったり、ファンだった漫画家の影響だったりすることも珍しくありませんよね。
そこで今回は、“同業者に最も尊敬されている漫画家といえば?”という内容でアンケートを実施しました。最も多くの票を集めた漫画家とは…?早速、結果を見ていきましょう。
第3位:尾田栄一郎(47票)
第3位にランクインしたのは、『ONE PIECE』でおなじみの尾田栄一郎さんでした。1997年から『週刊少年ジャンプ』での連載が始まり、今もなお描かれ続けている超ロングラン作品ですよね。
アニメ映画やオリジナル実写ドラマシリーズが配信されるなど、その人気は衰えることがなく、むしろ世界中に広まり続けています。超大作の冒険物語に、ワクワクせずにいられないのは、プロの漫画家さんも同じなのかもしれませんね。
世界一位の発行部数であり、王道冒険物であるから。(24歳/男性)
最近のどの漫画家も、絶対にワンピースの名前を出していて、漫画家の必読本なのでは?と思うくらいです。(30歳/女性)
考察が捗る内容だし、あんなに伏線を散りばめてあるのに全部ちゃんと回収していくところが見事すぎるから(41歳/女性)
第2位:手塚治虫(75票)
第2位にランクインしたのは、1946年にプロ漫画家デビューした手塚治虫さんでした。『ジャングル大帝』、『鉄腕アトム』、『ブラック・ジャック』など、今も知られている作品は多いですよね。
新しい漫画の表現方法を次々と編み出し、映画や文学、その後の漫画にも大きな影響を与えたレジェンドと言えるでしょう。
今の漫画の基礎を作り上げたと思える人だし、他の多くの有名漫画家たちへ影響を与えているから(57歳/女性)
やっぱり「神様」なのではないかと思う(51歳/女性)
ブラックジャックや鉄腕アトムを考えた漫画の神様と思ってます(27歳/男性)
第1位:鳥山明(98票)
今回のアンケートで最も多くの票を獲得したのは、鳥山明さんでした。『ドラゴンボール』シリーズや『Dr.スランプ』など、語り継がれるような魅力的な作品がすぐに思い浮かびますよね。
子どもも大人もワクワクして、時にハラハラするような世界観、クスッと笑えるギャグセンス。日本で面白いとされるものが世界でも同じように楽しまれていると思うと、尊敬せずにはいられませんね。
世界で通用する作品を生み出し、ファンが多い。同業者からの憧れや尊敬を集める漫画家だったと感じる。(50歳/男性)
ドラゴンボールを生み出したレジェンドなので(33歳/男性)
ドラゴンボールの影響を受けている漫画家さんが多いイメージ(33歳/女性)
“同業者に最も尊敬されている漫画家といえば?”は他にも!
今回は惜しくもランキング外となりましたが、アンケートでは他の漫画家さんの名前もたくさんあがっていました。一部ですが、コメントとともにご紹介します。
秋本治(9票)
あの長い週刊連載を一度も休みなしでやり切ったのは凄いと思います!レジェンド!(31歳/女性)
青山剛昌(7票)
長く続いているコミックだし、毎回起こる事件のトリックを考えるのも大変そうだから(36歳/女性)
※記事内の情報は執筆時点の情報です
※コメントは原文ママ
調査方法:インターネットサービスによる任意回答(自由回答式)
調査実施日:2025年3月27日〜2025年3月29日
調査対象:全国の20代~60代
有効回答数:296名