「何に見える？」あなたの“隠れた不調サイン”がわかる【心理テスト】

誰しも心や体の調子を崩すと、ふだんとは少し違った行動をとってしまうものです。ただ、そのサインに自分では気づきにくく、つい大丈夫と見過ごしてしまうことも。いつもの自分と違うなと感じたときのヒントになるかもしれません。心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.電話

2.バナナ

3.耳

4. カタカナのコ

図形が電話に見えたあなたは、心身の調子が落ちてくると、人との繋がりを無意識に避けてしまう傾向があるかもしれません。返信を後回しにしたり、誘いをなんとなく断ったり、気づけば一人の時間ばかり過ごしていたということも多いのではないでしょうか。

このタイプの人にとって、普段は社交的であっても、疲れてくると誰とも話したくないと感じてしまうこともあるようです。不調時には、連絡のやりとりすらも負担に感じてしまい、孤立感が増して、気持ちが沈みやすくなるという悪循環に陥ってしまうこともあるかもしれません。

そんなときは、気の置けない人に短い一言だけでもメッセージを送ってみたり、負担にならない範囲でつながりを意識することが大切でしょう。声を出さずともつながっている感覚が、じわじわと元気を呼び戻してくれるはずです。

図形がバナナに見えたあなたは、心身が疲れているときに、食事管理が疎かになるタイプかもしれません。お腹は空いてるけど作る気がしない、お菓子で済ませるなど、栄養バランスが二の次になってしまう場面が増えるのではないでしょうか。

このタイプの人は、普段は健康や栄養に気を使っていますが、調子が下がると投げやりになりやすいかもしれません。気づけば食事の時間がバラバラになったり、満腹なのに心が満たされなかったりということもあるのではないでしょうか。

そんなときは、具だくさんのスープや、簡単に作れる雑炊など、手間が少なくても体がほっとするものを選んでみてください。「食べること＝自分を労わること」と思い出すだけで、心の元気も少しずつ戻ってくるでしょう。

図形が耳に見えたあなたは、不調時に周囲のアドバイスや助言を跳ね返してしまいがちなタイプかもしれません。放っておいてほしいと思い、誰かの言葉が逆に重荷に感じることがあるのではないでしょうか。普段は冷静に受け止められる言葉が、妙に刺さってしまうこともあるでしょう。

このタイプの人は、不調の際に人に頼るのが苦手だったり、素直に助けてが言えなかったりするところがあるかもしれません。自分に厳しすぎるがゆえに、ちょっとしたアドバイスですら自分を否定されたと感じてしまうのではないでしょうか。

そんなときは、アドバイスを実行するかは後で決めても大丈夫なので、まず聞くだけでいいと心に留めてみてください。誰かの言葉がヒントになったり、自分では見えなかった視点に気づかせてくれることもあるはずです。ふっと肩の力が抜けるかもしれません。

図形が「コ」に見えたあなたは、身の回りの乱れとして整理整頓ができないことに現れるタイプかもしれません。部屋が散らかってきたり、ToDoリストが手につかなかったり、どこから手をつけていいか分からない状態になってしまうことが多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、普段は整った空間や明確なスケジュールの中でこそ安心して力を発揮できる人ですが、疲れてくると整えること自体が面倒になるようです。また、整理ができない状態が続くことで、気持ちにもモヤモヤが広がりやすくなります。

そんなときは、いきなり全部を片づけようとせず、ペンを1本戻す、メールを1通だけ消す、そうした小さな整頓が、思考と感情を少しずつクリアにしてくれるでしょう。今の自分は整える力が少し弱っているんだと受け入れつつ、少しずつ環境と心を整えていきましょう。

ライター：Ran
海外渡航歴20カ国、公認心理師、看護師として働いています。知らなかった側面を発見し自己理解の深まる心理テストをご紹介します。世界を広げて一緒にウェルビーイングを高めていきましょう！