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「何やっていいかわからなかった」バカリズムは評価するも…プレッシャーに押しつぶされて【号泣した人気芸人】とは?

  • 2025.4.19
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(C)SANKEI

お笑い芸人といえば、常に笑いや瞬発力を求められる過酷な現場に身を置く存在。

しかし、どんな人気者でも、プレッシャーに押しつぶされてしまう瞬間があるものです。今回ご紹介するのは、かつて出演したクイズ番組で“泣くしかなかった”と語った、ある実力派芸人のエピソードです。一体その芸人とは誰でしょうか?

バカリズムは評価するも…プレッシャーに押しつぶされてクイズ番組で号泣した人気芸人とは?

さてここでクイズです!

プレッシャーに押しつぶされてクイズ番組で号泣した人気芸人とは?

ヒント…

①人気お笑いコンビ・オードリーのツッコミ担当

②文筆家としても活動し、ラジオやバラエティでのトーク力に定評あり

「ここは絶対に自分が当てなきゃいけない場面だった」

答えは…若林正恭さんです!

2020年5月26日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京)でのこと。ゲストの宮下草薙・草薙航基さんが「クイズ番組などで絶対に正解しないといけないのに、答えが全然わからないときの、正しい間違い方みたいのがあれば教えてほしいです」と相談を持ちかけたことをきっかけに、若林さんは自身の“黒歴史”を語り出しました。

それは、かつて放送されていたテレビ朝日系バラエティ番組『日曜×芸人』での出来事。共演はSHELLYさん、ザキヤマこと山崎弘也さん、そしてバカリズム(升野英知)さんという、誰もが認めるバラエティの名手たち。そんななかでのクイズ企画。料理の値段を当てるコーナーで、若林さんは「ここは絶対に自分が当てなきゃいけない場面だった」と痛感しつつ、答えを外してしまいます。

「外したから泣いちゃったのよ。」

「何やっていいかわからなかった。当てるしかないのよ。でも外したから泣いちゃったのよ。」と若林さん。自分のポジション、周囲の天才たちとの実力差、そして番組の空気に押しつぶされて、感情が溢れてしまったのです。

驚くべきことに、そんな“涙の放送回”を見たバカリズムさんは、「芸として泣けるなんてすごい」とむしろ大絶賛。しかし若林さんは「本当はガチ泣きだった」とは打ち明けず、「今泣けるなってとこにスイッチ入るときあるんですよ」とカッコつけてごまかしたそうです。

エピソードを知るとより好きになるかも

芸人である前に、人間として心を揺さぶられる瞬間は誰にでもあります。若林正恭さんが語った“号泣の記憶”は、完璧を求められるなかで葛藤し続けた姿そのもの。

バラエティの裏側で見せた素顔は、まさに若林さんが多くの人に共感される理由のひとつ。涙は、ときに笑いよりも雄弁に、人の本音を語ってくれるのかもしれません!