「何に見える？」あなたが“苦手なこと”がわかる心理テスト

2025.9.8

誰にだって苦手なことのひとつやふたつ、あるでしょう。苦手なことがあることは決してダメなことではありません。大事なのは、自分が苦手なことをちゃんと知って、どう対処していくかではないでしょうか。苦手なことは極力避けるのも手ですし、苦手を克服するのもいいでしょう。あなたが“苦手なこと”は何なのか、探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.切り株

2.バウムクーヘン

3.ネックウォーマー

4.クッキー

1.切り株に見えた人は「聞き流すこと」

図形が切り株に見えた人は、聞き流すことが苦手かもしれません。あなたにとって必要がない言葉もすべて、全身で受け止めてしまいがちなのではないでしょうか。聞き流してしまえば、それほど傷ついたりストレスになったりしないのですが、ちゃんと聞いてしまうことで心の負荷が高まってしまいやすいようです。

このタイプの人は、繊細で真面目な性格をしているようです。他人が言うことを、良いことも悪いこともちゃんと耳に入れてしまいがちでしょう。例えば職場で、ちょっとした嫌味を言われたりした時に、聞き流すことができず、自分のダメさを振り返って落ち込んだり、相手に対して嫌悪感を感じたりと心が大きく揺らいでしまいそうです。

聞き流すことが苦手ですので、そこは少しずつ意識していくといいかもしれません。あなたのいいところは、聞くべきことはちゃんと聞くことができるところでしょう。他人のアドバイスを素直に聞き、直していく力があるはずです。ただ、聞かなくてもいいような言葉まで聞いてしまうので、そういう言葉が耳に残るときは、積極的にストレス発散し、忘れてしまうとよさそうです。

2.バウムクーヘンに見えた人は「自分を律すること」

図形がバウムクーヘンに見えた人は、自分を律することが苦手かもしれません。「こうしなければならない」と頭では分かっていても、ずるずると自分の欲求に負けていってしまうことが多いのではないでしょうか。その結果、後で大きな皺寄せが来てしまい、後悔することがありそうです。

このタイプの人は、のんびりやで楽天的な性格をしているようです。快楽主義ですし、自分に甘いところがあるでしょう。そのため、頭では「こうしなければならない」とわかっているのに、その通りに動くことがとても苦手なのではないでしょうか。「明日からでいいか」と嫌なことは先延ばしにし、どんどん楽な方へ流れていってしまうようです。

自分を律することが苦手ですので、少々厳しめにしていかないと、何かを成し遂げることが難しいかもしれません。例えば、この日までにこれをやるというような具体的な計画を立ててしまうと、少し自分を律しやすくなりそうです。途中で気を緩めてしまうと、すぐに自分に甘くなっていきますので、目標を達成するまでは気を緩めないように注意した方がよいでしょう。

3.ネックウォーマーに見えた人は「思い切ること」

図形がネックウォーマーに見えた人は、思い切ることが苦手かもしれません。あなたは自分の中で散々計画を煮詰めておいたにもかかわらず、結局行動に移せないままになることが多いのではないでしょうか。あとはやるだけの状態まで来ているのに、最後の一歩が踏み出せないという状態に陥りがちでしょう。

このタイプの人は、慎重で怖がりな性格をしているようです。思い切って行動した結果、失敗してしまうことを強く恐れているのでしょう。失敗しても大丈夫なくらい綿密な計画を立てているにも関わらず、不安に負けて踏み出すということができなくなってしまいがちかもしれません。

思い切ることが苦手ですので、なかなか新しいことに挑戦することができないかもしれません。細かくきちんと計画を立てているのに、勇気が出せないことで現状維持になってしまうのは、とてももったいないことでしょう。苦手ではありますが、できないわけではないのではないでしょうか。あなたの意識次第で、苦手を克服することはできそうです。

4.クッキーに見えた人は「段取りすること」

図形がクッキーに見えた人は、段取りすることが苦手かもしれません。あなたは期限までにやるべきことをやるための段取りをすることが苦手なのではないでしょうか。とにかく目についたところ、簡単そうなところから始めてしまい、時間的な余裕がどんどんなくなっていくことが多そうです。

このタイプの人は、猪突猛進的で思慮が浅い性格をしているようです。考えずに動くことを得意としており、前もって計画したり段取りしたりということが普段からないのではないでしょうか。とにかく目についたことからやり、やりたくないことや大変そうなことは後回しになってしまいがちでしょう。

段取りすることが苦手ですので、期限内にタスクを終わらせることが結構大変なのではないでしょうか。たいてい、最後に時間がなくなって焦ったり、終わらないまま期限切れになったりしてしまいそうです。そうならないためには、簡単なタスクから段取りをする練習をしていくといいかもしれません。段取り力は練習することで身につくようになるはずです。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。