1. トップ
  2. GACKT「胸が痛い」交通トラブルに遭ったファンへの“異例の対応”に「涙出る」「ほんとすご…」

GACKT「胸が痛い」交通トラブルに遭ったファンへの“異例の対応”に「涙出る」「ほんとすご…」

  • 2025.3.27
undefined
(C)SANKEI

3月26日(水)夜、GACKTが自身のX(旧Twitter)に投稿した内容が、多くのファンの心を打っている。

現在、全国7カ所にて開催中のライブツアー『GACKT LAST SONG S 2025 feat. K』。3月26日(水)、東京・LINE CUBE SHIBUYAで行われたライブに交通トラブルで来られなかった東北のファンに対し、今後の公演への振替参加を受け入れという“異例の対応”を表明。その後、27日(木)にはオフィシャルサイトで正式発表され、ネット上では「これこそ神対応」「一生ついて行こうって思う」といった感動の声が続出した。

新幹線が9時間遅延、多くのファンが渋谷公演に間に合わず

今回の事態の背景には、3月26日(水)に発生した交通トラブルがある。東北地方から東京に向かう新幹線が悪天候により大幅に遅延し、朝10時に出発した列車が東京に到着したのは夜9時。18:00開場/19:00開演の公演時間を大きく過ぎており、多くのファンがライブを断念せざるを得なかった。

GACKTはライブ終了後にXで「胸が痛い」と心境を明かし、「来れなかったみんなが予定が合うかはわからないけれど、他の日程で観においで」と、振替対応を約束した。

ライブは通常“自己都合扱い” チケット代の返金も困難

このGACKTの対応が“神対応”と称賛される理由は、その「異例さ」にある。国民生活センターの公式見解によれば、地震や交通機関の運休でライブに行けなかった場合でも、公演自体が開催されたのであれば原則チケット代の払い戻しは難しいとされている。
つまり、ライブ主催者には返金義務がなく、来場できなかったのは「個人都合」として処理されるのが一般的だ。

また、座席やキャパシティ、演出準備などの都合から、振替公演の用意もほとんど行われないのが現実である。

こうした中、GACKTはわずか一晩で振替案内を正式決定。3月27日(木)、オフィシャルサイトにて対象者(3月26日未使用チケット所持者)向けに、3月27日(水)東京公演・3月30日(日)名古屋公演・4月1日(火)および2日(水)の大阪公演への振替参加ができることが発表された。

受付は当日会場にて本人確認のうえ行われ、可能な限り同席種での案内をするという。特典付き席種では特典の受け渡しができないなどの注意点はあるが、その誠実で柔軟な対応は運営チームの努力の賜物だ。

ファンと心を通わせるGACKTの姿勢に称賛の声

この投稿と対応に対し、SNSでは「GACKTさんの言葉に涙出る」「GACKTさんてほんとすご…神だね」「行ける行けないでは無い、対応と気持ちが大きい」「最高の神対応」といったファンの声があふれた。

ライブという一度きりの体験にかけるファンの思いを真正面から受け止めたGACKTの姿勢は、アーティストとしてだけでなく、人としての温かさがにじむものだった。

予定が合い、振替公演に参加できるファンにとっては、忘れられないステージになることだろう。
そして、たとえ今回振替公演に行けなかったとしても、GACKTの優しさや誠意に触れたことで、多くのファンの心はきっと救われたはずだ。


※記事は執筆時点の情報です