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「5,000円支給しています」 『桜休暇』を義務にした会社 “驚きの内容”に「素敵すぎる」「いい会社」

  • 2025.4.2
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

仕事をより頑張るため、「休暇」はとても大切な制度です。就職や転職活動の際、「どんな休暇制度があるか」「休暇は何日取れるのか」という点を重視する人もいるでしょう。

編集者の藤原華(@editor_hana)さんが、「春ならではの素敵な休暇」についてX(旧Twitter)に投稿すると16.4万いいねが集まり(2025/03/31時点)、「すごく素敵な考え方」「素敵な休暇が社会に広がりますように」と話題になっています。

いったいどんな休暇なのでしょうか?

注目の投稿が、こちら!

投稿者さんの会社には、とても珍しい休暇制度があるそうです。その名も「桜休暇」!

毎年、満開予想日が報じられると、その日はお休みになるのだそう。しかも「桜手当」と呼ばれる特別な手当金まで出してくれるようで、とても充実していますね。

スタッフの方たちは、好きなお弁当を買って、それぞれで桜を満喫することが義務。「会社の人同士で行こう」としていないところにも、配慮を感じます。

投稿者さんが記すように、「自分があと50年生きるとして桜を見られる回数はたったの50回」。そう考えると、毎年のお花見が特別なものになり、しっかりと花を堪能しておきたくなりますね。

毎年桜を味わおうって気持ちになりました

投稿者さんに詳しいお話を伺いました。

---とても素敵な休暇ですね!新しく雇用した方に桜休暇についてお伝えすると、皆様どんな反応をされますか?

「『桜を残り何度見られるか気にしたことがなかった』や、『今年は忙しいから来年お花見すればいいやと思っていたけどちゃんと毎年桜を味わおうって気持ちになりました』といった反応が多いですね。桜の残り回数を意識することで、『あと何回お盆休みに祖母に会えるんだろう』とか『あと何回、実家の犬に会えるんだろうか』といろんなことを考えるきっかけになったという声もありました

---家族に思いをはせるきっかけにもなったのですね。桜休暇について、スタッフ皆様からの評判はいかがですか?

「桜休暇の評判は、『初めて取得する』スタッフからはちょっと戸惑われます(笑)。毎日忙しく生活を送っていて、いきなりたっぷり時間がとれるので『どこの桜を見に行けばいいのか』とか『お花見しながら食べるもの何を買えばいいのか』とかいろいろと考えることが多いからかもしれません。2回目に取得するスタッフからの評判のほうがやっぱり良いですね。打ち合わせする時に桜の写真を見せてもらうなど、良いお花見スポットを教えてもらえるので私もすごくうれしいです

---休暇明けのコミュニケーションのきっかけにもなりますね。

いろいろな桜に会いに行く事ができますね

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

すごく素敵な考え方ですね!
たしかに年に1回のものって残りの寿命年数分しかないんですもんね!
会社での花見ってならないのがめちゃいい会社。弁当手当までとは!
素敵すぎる
あと何回見れるか…でも、いろいろな桜に会いに行く事ができますね
素敵な休暇が社会に広がりますように
感性、感情が大事にされている社風なのですね。
素敵です!

桜は咲いてしまうと、あっという間に散ってしまいます。春の一瞬しか出会えないその美しさを、しっかりとその目に焼き付けておきたいですね。



取材協力:藤原華(@editor_hana)さん