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この春はじめたい《球根水耕栽培》植物のお世話が苦手でも水だけで育つ! おすすめの球根植物3選

  • 2025.3.22

球根植物の水耕栽培とは?

球根植物の水耕栽培とは?

球根に貯まる水分や養分を使って花を咲かせる球根植物。植物のお世話が苦手な方が手軽に始めるなら、土を使わずに水に浸けて球根を育てる「水耕栽培」がおすすめです。「球根水耕栽培」の魅力とやり方をご紹介します。

土ではなく水に根を浸ける水耕栽培は、根が水中にあることで効率よく酸素を吸収でき、発育の促進や根腐れの防止につながります。土耕栽培のように植物や土の様子を観察しながら水を与える必要がなく、こまめにお世話するのがむずかしい人でも育てやすい栽培方法です。さらに土壌環境による病気や害虫のリスクが低いのも魅力。屋内で植物を育てるにはうってつけの栽培方法と言えます。

球根の水耕栽培をはじめるのに適した時期は、一般的に10月~12月の秋冬と言われていますが、実は2~4月の春からでも始められます。春になると根や芽がすでに出ている「芽出し球根」が店頭に並ぶので、球根を一から育てる冬の仕込みを省いてOK。植物を育てる経験がほとんどない初心者でも、気軽に球根の水耕栽培ができます。

水耕栽培におすすめの球根植物

水耕栽培に向いている球根植物から、春咲きの種類を3つご紹介します。

(1)ミニチューリップ 春の花を代表するチューリップは土に植えられているイメージがありませんか? 実は水耕栽培にも向いている花なので、水だけでも鮮やかな花を咲かせてくれます。チューリップだと大きすぎて不安定になりやすいので、ミニチューリップの球根を選ぶのがおすすめ。1つの容器で1つの球根を飾るのもよし、いくつかの球根を大きめの容器にまとめてボリュームをだすのもよし。お部屋にミニチューリップがあるだけで、春らしい季節感を演出できます。

(2)ヒヤシンス 細長い葉からボリュームのある優美な花を咲かせるヒヤシンス。カラフルな色と華やかな香りが特徴です。室内で水耕栽培すると涼しい室内でも3〜4月に開花します。重さで花が垂れやすいので、咲いたら花茎をカットして花瓶に生けて楽しめます。

(3)ムスカリ 英語でグレープヒヤシンスと呼ばれるムスカリは、小さなぶどうの房に似た花を咲かせる球根植物です。暑さや寒さに強いので、球根水耕栽培が初めての人にぴったり。3~5月に開花します。

水耕栽培の準備とやり方

必要なものは球根、花器、水、ガーデニング用はさみの4つ。花器を買い足さなくても、自宅にある小さなガラス瓶や容器でも育てられます。

すでに根と芽が出ている球根なら、冷蔵庫で保管する工程は必要ありません。根が短いうちは球根のおしりが水に触れない程度の水量にし、根が伸びてきたら根の1/3程度が水に浸かるように水量を調節します。

育てる場所は、日当たりと風通しのいい場所が最適です。2〜3日ごとに水替えをして水を濁らせないようにしましょう。

【まとめ】いまから水耕栽培をはじめるなら芽だし球根をチェックしましょう。球根を買って水を与えるだけで花が咲く球根水耕栽培。定期的な水換えだけで育てられる手軽さや、病気や害虫に悩まされないのが水耕栽培の魅力です。いまの時期はすでに芽や根がでている「芽出し球根」が店頭に並んでいるので、あっという間に花が咲きますよ!

(夏木紬衣)

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