絶縁状態の友人に謝るも…“冷たい反応”をされた女性→別れ際に渡した“届けて欲しいもの”とは

名前の由来は旧姓からという、たに（たにのおはなし）さん。エッセイ漫画や、知人の体験談をもとにした創作漫画をブログで発信しています。

友人に先をこされるのが嫌で、焦って結婚・妊娠したまゆみさん。自分勝手な行動で、家族や友人に迷惑をかけたことを反省し、お腹の子と前向きに生きていこうと決心します。

絶縁状態になっていた友人・りかさんに今までのことを話し、謝罪しますが…？

違ったんだね

「きっとまゆみは最初から私たちのこと友達だと思ってなかったんだよ」――そう告げられ、思わず言葉に詰まってしまったまゆみさん。「二人は私にとって大切な友達で…」と必死に気持ちを伝えるも、返ってきたのは厳しい現実の言葉。「まゆみが私たちを見下していたことも、私の姉や友達をバカにしたことも、私たちはずっとまゆみに信用されてなかったことも。…悲しいよ」と、胸の内を打ち明けられます。

どれだけ謝っても、あの頃の関係には戻れないと悟ったまゆみさんは、「忙しいのに色々ごめんね。話を聞いてくれてありがとう」と静かに頭を下げます。そして、もう一人の友人・ゆきさんに宛てた手紙を、りかさんに託したのでした。

「もう前みたいに仲良くするのは無理だ」とはっきり言われたことで、まゆみさんは、自分の言動が相手にどれほど深い傷を残していたのか、ようやく実感したのかもしれません。今は心から反省していても、信頼は一朝一夕で戻るものではありません。けれど、自分の過ちに向き合い、謝罪の気持ちを行動で示したまゆみさんの姿勢には、少しずつでも前を向こうとする誠実さが感じられました。

※このお話は実話を取り入れた創作漫画です。
ブログ：たに（たにのおはなし）