「この猫、何色に塗る？」あなたは“思い込みが激しい人か”がわかる＜心理テスト＞

2025.4.9

あなたは自分の考えをどれくらい正しいと思っているでしょうか。自分の考えに自信を持ち過ぎてしまうと、思い込みが激しくなってそれを支持するような情報ばかり目に入ってしまいます。自分の考えを常に疑う姿勢までではなくても、可能性として頭の片隅に置いておく位が理想かもしれません。そこで今回は、あなたは“思い込みが激しい人か”を心理テストで探ってみましょう。

猫の色、何色に塗りますか？直感でお答えください。

1.白

2.グレー

3.黒

4.茶色

1.白を選んだ人は「思い込みが激しくない」

白を選んだ人は、思い込みが激しくないかもしれません。あなたは自分の考えが信じられず、いつも周りに確認を取っていないでしょうか。自分の思い込みで周りに迷惑をかけないように、伺いを立ててばかりかもしれません。

白を選んだことは、不安の高さが表れています。未来のことを心配するだけでなく、過去のことを悪く振り返ってばかりではないでしょうか。そんな思考があなたの自分で考えようとする機会を奪い、聞いて回って自分の責任を避けようとするかもしれません。

人任せの判断でミスや失敗があると、自分で決めなくて良かったと思っていないでしょうか。あなたは責めるつもりがなくても、判断を任された人はあなたに申し訳ない気持ちを持つこともあるでしょう。あなたの行動が次第に責任逃れをしているように見られる前に、間違うことを恐れずに自分で考える習慣を増やしてみてはいかがでしょう。

2.グレーを選んだ人は「あまり思い込みが激しくない」

グレーを選んだ人は、あまり思い込みが激しくないかもしれません。あなたは自分が思い込みで間違った判断をしないように、自分で気をつけていないでしょうか。積極的に周りの意見を取り入れながらも、自分の考えを持っているのかもしれません。

グレーを選んだことは、控えめなところが表れています。周りから一歩引いて自分の意見を控えるだけでなく、様子を見ていることが多いのではないでしょうか。周りを見る力があるので、偏った考えになることが少ないのかもしれません。

やや周りに流されることがあっても、意見をまとめたり話を聞いたりすることを得意としていないでしょうか。合わせすぎて優柔不断になったり振り回されてしまったりすることもあるかもしれません。それでも思い込みで突っ走ってしまうことなく、むしろそんな相手を優しく窘めてあげているでしょう。

3.黒を選んだ人は「思い込みが激しい」

黒を選んだ人は、思い込みが激しいかもしれません。あなたは自分が偏った見かたをしていても、それに気がつけないのではないでしょうか。周りから指摘されてもおかしいのは周りの方だと思い、自分の考えを変えられないかもしれません。

黒を選んだことは、こだわりの強さが表れています。自分の考えが絶対に正しいと信じ、意見や指摘を否定されたように感じていないでしょうか。あなたにとってメリットあることでも素直に受け止めることができず、損をしてしまうことも少なくないかもしれません。

たとえ自分の考え方が間違っていると気づいても、今更変えようとは思わないのではないでしょうか。極端な考えの強さがあるので、直そうとしても極端になってしまうかもしれません。まずは自分自身の偏った考えや周りの意見も含め、色々な考えがあることを受け止めてはいかがでしょう。

4.茶色を選んだ人は「やや思い込みが激しい」

茶色を選んだ人は、やや思い込みが激しいかもしれません。あなたは考えるよりも行動するタイプで、よく勘違いをしてしまうことが多いのではないでしょうか。話を十分に聞かず、理解も浅いうちから分かった気になってしまうかもしれません。

茶色を選んだことは、焦りやすさが表れています。“早く取り掛からないといけない”という思い込みが、あなたの行動を焦らせていないでしょうか。慣れないうちはゆっくり落ち着いているだけで、何となく落ち着かない気分になってしまうかもしれません。

無意識に焦った考えが習慣化し、何でも早く行動する癖になっていないでしょうか。早めに動いて安心した体験があなたの考えを強化してしまっているので、落ち着いた行動での成功体験がもっと必要かもしれません。一方的にどちらが良いというわけではなく、状況に合わせて切りかえられるようにしてみてはいかがでしょう。

ライター:Kazuki.W
臨床心理士、公認心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう！