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「押印」は何と読む?社会人なら知っておきたい常識漢字、正解は?

  • 2025.3.13

学生から社会人へとステップアップすると、これまでほとんど使わなかった言葉が急に日常的になることがありますよね。特にビジネス用語や公式文書で使われる言葉は、読み間違えると思わぬ恥をかくことも。今回は、そんな「知っているようで意外と間違いやすい」言葉の代表格をご紹介します。

「押印」—正しく読めますか?

書類の提出時などによく目にする「押印」という言葉。契約書や申請書など、ビジネスシーンでは日常的に使われるこの言葉、実は多くの方が読み間違えています。

「おしいん」と読んでしまいがちですが…それは不正解!

いったい何と読むのでしょうか…?

正解

正解は「おういん」です。

漢字の「押」はこの言葉では音読みで「おう」と読みます。意外と知られていない読み方かもしれませんね。

「押印(おういん)」の意味は非常にシンプルです。

印を押すこと。捺印(なついん)。「署名して―する」

出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)

字面通り「印鑑を押す行為」を指します。類義語の「捺印(なついん)」も同じ意味ですが、「押印を押す」「捺印を押す」といった表現は意味が重なってしまうためご注意ください。

正しくは「書類に押印する」「捺印が必要です」などと使いましょう。

ビジネスの場で正確な言葉遣いができることは、あなたの信頼性を高める重要な要素です。「押印(おういん)」のような基本的な業務用語も、正しく理解して使いこなせると、仕事の印象がグッと良くなります。

この機会に「押印」の正しい読み方をマスターして、周囲の人にも教えてあげてはいかがでしょうか?ちょっとした雑学として、会話の話題にもなりますよ!