ドラマや映画では、とある事情によって代役が用意されることもあります。元々出演予定ではなかったものの、代役を務めたことで大成した方も少なくありません。今回は、そんな“代役”から下剋上で大成した俳優・女優5名をセレクトしました。
本記事では第3弾として、竜星涼さんをご紹介します。
※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。
一途な愛を胸に生きた紫式部の物語…“代役”から下剋上で大成した俳優・女優
- 作品名:ドラマ『光る君へ』
- 放送期間:2024年1月7日~12月15日
- 役名:藤原隆家
あらすじ
平安時代、文学において非凡な才能を持った下級貴族の娘・まひろ(吉高由里子)は、後に公卿を務める藤原道長(柄本佑)と出会い恋に落ちます。お互いに惹かれ合ってはいくものの、身分の差などによって距離が縮まることはありませんでした。
その後、藤原宣孝(佐々木蔵之介)と結婚し、子どもを授かったまひろでしたが、宣孝の死によって後家(未亡人)となってしまいます。寂しくも懸命に子育てをするなか、まひろは道長をモデルにした『源氏物語』を描き始めるのでした―。
漢気溢れる目つきや表情にメロメロ!“代役”から下剋上で大成・竜星涼
ドラマ『光る君へ』で藤原隆家役を演じた竜星涼さん。隆家は道長の甥であり、型破りながらも芯の持ったキャラクターで重要人物の1人です。そんな隆家の役ですが、本来、竜星さんが演じる予定ではありませんでした。
元々、隆家役は永山絢斗さんに決まっていたそうですが、永山さんが大麻取締法違反の容疑で逮捕されたことで降板。その代役として、竜星さんが抜擢されました。大河ドラマの重要なキャラクターを演じるという大きなプレッシャーの中、竜星さんの隆家役に対しSNSでは「竜星涼の隆家、かっこよすぎ!」「藤原隆家役は竜星涼さんで良かった」「飄々とした雰囲気がキャラクターの魅力を増している」など絶賛の声が多く寄せられていました。
朝ドラでの違和感を払拭…!竜星涼の今後の活躍にも要チェック!
ドラマ『光る君へ』で、隆家役を好演した竜星涼さん。そんな竜星さんは、2022年放送の朝ドラ『ちむどんどん』で主人公の兄・比嘉賢秀役に抜擢されたものの、破天荒な役柄によって一部の視聴者からは「なんだこの人は…?」などやや違和感を持つ方もいたようです。そんな中、ドラマ『光る君へ』での演技が高く評価され、一躍注目の的になりました。
そんな竜星涼さんの今後の活躍に期待が高まります!
ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。
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