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こんな演技、見たことない…【悲劇のヒロイン役がどハマりな女優】視聴者を震え上がらせた“トラウマ級”の名演技にトリハダ

  • 2025.3.10

映画やドラマには、思わず感情移入してしまう“悲劇のヒロイン”が多く登場します。今回は、そんな“悲劇のヒロイン”役がどハマりしている女優5名をチョイスしました。

本記事では、その中から松本まりかさんをご紹介。松本さんが1話の中で演じた、2種類の“悲劇のヒロイン”とは……?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

医者の夫が謎の転落死……松本まりかの“悲劇のヒロイン”役がハマリすぎ!

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(C)SANKEI
  • 作品名:ドラマ『シャーロック
  • 放送日:2019年10月7日〜12月16日
  • 役名:赤羽 汀子

あらすじ

アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズを原案にしたミステリードラマ。犯罪捜査コンサルタントの誉獅子雄(ディーン・フジオカ)と精神科医の若宮潤一(岩田剛典)が、数々の難事件を解決していくストーリーです。

第1話で取り上げられるのは、とある病院で起きた、消化器内科医の赤羽栄光(中尾明慶)の転落死。看護師が赤羽の叫び声を聞いていたため、何者かに突き落とされた可能性が浮上しますが、遺体の損傷から見るに、赤羽は自ら飛び降りたようです。

その後、赤羽の自宅を訪れた獅子雄は、妻の赤羽汀子(松本まりか)が赤羽の両親から酷い扱いを受けている場面を目撃します。また、汀子によると、赤羽は医大生時代、同じ病院の精神科医・若宮と同じサークルに所属していたそうです。

そこで、獅子雄がそのサークルについて調査すると、一人だけ医者にならなかった郡司貴生(淵上泰史)という人物が浮上。実は、三人はサークル活動と称し、不正に医師免許を取得しようとしていたのです。そして、三人の中で唯一試験に不合格だった郡司は、長年に渡り赤羽を脅し続けており─。

2種類の“悲劇のヒロイン”を見事に表現……!ドラマ『シャーロック』で夫を自殺に追い込む妻を熱演!

夫・赤羽を亡くした妻・汀子を演じた松本まりかさん。自宅で泣き崩れる汀子が姑に叱責されるシーンの“悲劇のヒロイン”っぷりに感情移入してしまいます。

ところが、物語が進むにつれて驚きの事実が判明。汀子は赤羽に、郡司を殴り殺すよう指示していたのです。追い立てるように殺害を促す汀子の姿は視聴者に衝撃を与え、松本さんの狂気的な演技が話題になりました。

そのまま赤羽は郡司を殺害。しかし、赤羽が「自首する」と言ったことで、汀子は表情を変えます。汀子は、赤羽が医者であることだけを頼りに、赤羽の両親から雑な扱いを受けても我慢していたのです。そして、汀子は赤羽に「死んで」と言い放ちます。赤羽は、家族に保険金を残すため他殺に見せかけて自殺を遂げました。

自宅で泣き崩れるシーンでは“悲劇のヒロインを装っていた”汀子。一方で、「死んで」と言い放つシーンの汀子は、紛れもなく“悲劇のヒロイン”でした。

1話で2種類の“悲劇のヒロイン”を演じ分けた松本まりかさん。この快演を実際に観たい方は、ドラマ『シャーロック』第1話をぜひチェックしてみてください!

思わず感情移入してしまう演技力……!松本まりかの今後も要チェック!

ドラマ『シャーロック』第1話では、夫を自殺に追い込む妻を演じた松本まりかさん。ドラマ『ホリデイラブ』でも、主人公の夫と不倫する同僚女性を演じ、主人公夫婦を別れさせるために八方手を尽くす“悲劇のヒロイン”役が話題になりました。

そんな“悲劇のヒロイン”がハマり役の松本まりかさんの、今後の活動にも注目しましょう!


※記事は執筆時点の情報です。