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新入社員「ざわつかせてしまった」 入社式での『自己紹介』 壇上で披露した“驚きの特技”にあ然

  • 2025.3.22
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

3月・4月は異動や入社のシーズンで、多くの方が新しい環境でのスタートを迎えるでしょう。新しい職場では挨拶や自己紹介の機会も多く、自分を知ってもらうためにはどのように話せばいいのか悩むこともあるかもしれません。

今回は、小清水さん: Recustomer CTO(@curekoshimizu)さんが、2024年4月にX(旧Twitter)へ投稿して話題になった「新卒で入った入社式で周りをざわつかせてしまったこと」について紹介します。

いったいどんなことがあったのでしょうか?

その投稿が、こちら!

これはインパクトが大きいですね!

入社式の自己紹介で、素数の歌を歌いながら踊ったという投稿者さん。初めての職場で歌って踊れる人はなかなかいないでしょう。

そんな投稿者さんの自己紹介に、入社式はざわついたといいます。なぜ自己紹介で「素数の歌」だったのでしょうか?投稿者さんに、その時の様子などとともに詳しくお伺いしました!

入社式での周りの反応とその後は?

---忘れられない思い出ですね! 入社式で「素数の歌を歌いながら踊る」ことにした理由をお聞かせください。

「私は、元々京都大学で数学を専攻していたのですが、そこで素数の歌というものと出会いました。何人かの先生とゼミ生の方々が素数のゼッケンを着て、踊りながら歌っていたのを覚えております」

---大学時代に見たパフォーマンスだったのですね。入社式の前には、プレゼンについての事前案内があったのでしょうか?

「私の入社することになった会社では、その年私を含めて5人の同期と一緒に入社することとなりました。そこで各自、自己紹介などをプレゼンにて実施してもらうので事前に準備するよう伝えられました

---どうプレゼンするか考えるなかで、素数の歌を思い出されたのですね。

「そんな入社式で私は、自己紹介をプレゼンすることになるのですが、『ここで書いたプレゼンをしても私の性格はおそらくわからないだろう』と考えました。そこで、『私がどんな人間かを最もわかりやすく表現するのはこれだ、素数の歌を歌って踊るのが一番だ!これで私がどんな人なのか、客観的にイメージでき、その話題で皆んなと仲良く慣れるに違いない』。そう考えました」

---自己紹介に最適なのが素数の歌だったわけですね。

入社式当日の様子は…

---入社式の様子を教えてください。

「入社式が始まり、自分の前の方は、自分とは異なり母国のインドネシアのためにたくさん勉強と仕事をして、いつか母国のために仕事をしたいと、とても心温まる話をしていたよう記憶しています。そして、私の自己紹介の番が始まりました」

---さまざまな自己紹介があったのですね。

「まずは好きなことややっていきたいことを書いたスライドを1枚出しました。その次に、『こんなスライドでは自分のことは理解できないと思いますので、皆さんに私が感銘をうけた曲と踊りを捧げます』と言って、次のスライドで歌詞だけが書いたスライドを出し、歌って踊りました

---皆さんの反応はいかがでしたか?

「その結果、会社では評判になり、やばいやつが入ってきてしまったと社員の方々はざわついてしまいましたが、認知獲得には結果的に成功して、早く名前を覚えてもらえることができました。選考ミスなのではと言われたこともありましたが、すぐに仕事で結果を出すことができ、数十人を引き連れた上司に駆け上がることになるのですが、これはまた別のお話になります」

---狙っていたとおりで大成功でしたね。

私としてはスライドの枚数は少なく、発表時間も短かったつもりだったのですが、聴いていた方の体感はとても長かったようで、この発表以来、スライドの枚数や発表時間の制限がついたとのことです。現在はRecustomerという会社でCTOをやっており常識がある人のような振る舞いをしているのですが、昔は常識がないことをたくさんやって人間、成長したなーと思わされます」

---さまざまな経験が成長につながったのですね。

こちらの投稿には「それがあったからこその、その後の活躍かもしれないじゃないですか!」といったコメントが寄せられました。人は経験を積み重ねることで、成長し、自分の可能性を広げていくのかもしれませんね。



取材協力:小清水さん: Recustomer CTO(@curekoshimizu)さん