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居酒屋店員「御法度にしてほしい」おしぼり使った時点で「やっぱ帰宅します」客の発言に賛否わかれる

  • 2025.3.16
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

飲食店に入った後、急用ができたりお店の雰囲気が合わなかったりといった理由から「やっぱり帰りたい!」と感じた経験はありませんか?

とはいえ、一度お冷を飲んだり、おしぼりを使ってしまうと、一気に帰りづらくなるもの。実際、飲食店勤務の店員さんからは「一度お冷やおしぼりを使ってから帰られるのは困る」という声もあるようです。

SNSでは「お冷を飲んだり、おしぼりを使った時点で『やっぱり退店します』ってのは御法度にしてほしい…」という店員さんの投稿に、同意や共感コメントも寄せられていました。

そこで今回は、飲食店で、お冷を飲んだり、おしぼりを使ってから「やっぱり帰ります」をしたことがあるかを調査しました。

飲食店で、お冷を飲んだりおしぼりを使ってから「やっぱり帰ります」をした理由を教えて

寄せられた意見を紹介します。

急用のため

急に友人から食事の誘いの電話が来てしまい、おしぼりを使ってから急遽お店を出ることにしたことがあります。店員さんには何度も平謝りして、その場をなんとかしのぎました。
(40代男性・自営業・北海道)
仕事などで急遽お店を出なくてはならなくなった際に、店員さんに謝罪して帰ったことがある。
(20代女性・会社員・東北地方)

店の雰囲気が合わなかった

以前、友人と一緒に飲食店に行った際に、店の雰囲気があまりにも落ち着かないと感じて、注文する前に席を立って帰ることにしたことがあります。
(40代男性・会社員・愛知県)
メニューを頼んだ後、お冷を飲んで待っていました。喫煙席に近い禁煙席に座っていたのですがタバコのにおいがきつくて気持ち悪くなってしまいました。店員さんに相談したらメニューをお持ち帰り用にしてくれて、すぐに退店しました。
(30代女性・会社員・東京都)

注文できるメニューがなかったから

注文時に「ごはんが全てないです」と言われ、その場で「すみません、じゃあ帰ります」と言って帰りました
(30代女性・会社員・広島県)
お目当ての料理だったり、子供が食べる物が売り切れだったりすると、申し訳ないが店員さんに断って退店する事はあります。
(30代男性・自営業・新潟県)

注文してから出てくるまで時間がかかったから

注文してから30分位商品が出てこなくて、店員さんにきいたらオーダーが通っていないとわかったのでもういいやと思い帰りました。
(40代女性・パート・北海道)
注文までしたがあまりに遅く、確認をしたら忘れられており、時間の都合で席を立つしかなかった
(20代男性・会社員・神奈川)

待ち合わせの店を間違えた

待ち合わせの場所を間違えていたことがあるので、それを店員に伝えてそのまま帰ったことがある。
(50代男性・自営業・愛知県)

よく見たら高い店だった

食べたいものが勘違いで安くなかったので事情を話して退席しました。心よく了解してくれました。
(60代男性・会社員・関東地方)

飲食店でお冷を飲んだりおしぼりを使ってから帰ったことがある方の多くは「急用のため」「注文できるメニューがなかったから」「注文してから出てくるまで時間がかかったから」と回答されていました。

他には、「思っていた雰囲気と違った」「隣のお客さんが騒がしかった」などの意見もありました。

ない方の意見

席に着いたら注文することがマナーだと思うから

店側に対するマナーだと思うからです。席に着いた以上、メニュー内から何かしらの注文をすべきです
(30代男性・金融業・九州地方)
マナー違反すぎて流石に相当な理由が無ければ帰らないです。家族に何かあったとか。もしどうしてもな事があれば謝罪して帰ります。
(30代女性・主婦)

店側に迷惑がかかるから

お冷を飲んだりおしぼりも使っていることもあり、お店にも迷惑をかけることや、食事をする予定でお店に行っているので、帰ることはしたことは無いです。
(40代女性・専業主婦・愛知県)
お冷を飲んだら興味ある料理がなかったとしても流石に帰るのは常識的におかしいと思うし、お店の人に迷惑がかかると思うから
(20代男性・会社員・山梨県)

何も頼まないのは気まずいから

お店のものを何かしら利用した後、何もせずに帰るということは気まずいからどうにかして注文する。そのまま帰ることはない。
(20代女性・会社員・中国地方)
正直店の中の雰囲気がわからず入ったときに『ちょっと違う?』と思ったことは何度もあるが、入ってしまった以上しょうがない、とあきらめてそのままになることしか経験はありません。さすがに気まずいし、店員さんにも声をかけづらい。
(50代男性・会社員・神奈川県)

帰ったことがない方の理由には「席に着いたら注文することがマナーだと思うから」「店側に迷惑がかかるから」「何も頼まないのは気まずいから」がありました。

「やっぱり帰ります」はできるだけ避けたい行為

全300件(有効票)から寄せられたアンケートの結果、飲食店でお冷を飲んだりおしぼりを使ってから帰ったことが「ある」に59票、「ない」に241票が集まり、約8割の方が「ない」と答えました。

アンケートの回答結果によると、飲食店で、お冷を飲んだりおしぼりを使ってから「やっぱり帰ります」と帰ったことがある方の多くは「急用のため」「注文できるメニューがなかったから」「注文してから出てくるまで時間がかかったから」と回答していました。

一方で、帰ったことが「ない」方の理由では、「席に着いたら注文することがマナーだと思うから」「店側に迷惑がかかるから」「何も頼まないのは気まずいから」などが挙げられました。

飲食店では、席に着いた時点でサービスが提供されるため、一度利用した後に退店することには賛否が分かれるようです。

お店側の負担を考えると、できるだけ避けたい行為ではありますが、やむを得ない事情がある場合は、誠意を持って対応することが大切かもしれません。



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2025/3/11
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300