お釣りで500円玉ゲットしたいのに「1,700円の会計に2,400円」客のミスに店員は一声かけるべき？

レジでのお会計時、お釣りを少なくするために「1,700円の会計に2,200円を出す」などの工夫をする人は多いですよね。しかし、時には計算を間違えてしまい、「2,400円を出す」など意図しないキリの悪いお釣りになってしまうこともあるのではないでしょうか。

SNSでは、店員側がキリの悪いお釣りになりそうだったので客へ声をかけたところ「いいからそのまま計算しろ」とキレられた…。といった趣旨の投稿が話題になっています。

こちらに対しては「同じようにキレられた経験がある」というコメントも多数。こうした場面で、店員は一声かけるべきなのか、それともお客様の意図としてそのまま会計を進めるべきなのか、判断に迷うことがあるようです。

そこで今回は、レジ勤務経験のある人に「キリの悪いお釣りになりそうなとき、一声かけるかどうか」を調査しました。

会計でキリの悪いお釣りになりそうなとき、一声かけますか？

寄せられた全300件の回答がこちら。

キリの悪いお釣りになりそうなとき、一声かけるという人が134票、そのまま会計するという人が166票と、ほぼ変わらない結果になりました。

寄せられた意見を紹介します。

札だけでなく端数分の小銭も出すということは、そのお客様はキリの良いお釣りになるようにしたつもりで、出し間違えてるのだと思うから。
（30代女性・システムエンジニア・大阪府）

お客さんが計算を間違えてお金を出してしまったと思えた時ならば、勘違いしたのかなと一声をかけてみる。
（40代男性・自営業・東京都）

キリの悪いお釣りになっている場合、大半の人は後で気づいて再度レジで計算することが多いです。二度手間になってしまうので最初に声をかけています。
（40代男性・自営業・関西地方）

基本的には声をかける。混雑していて声をかけなかった時に、会計後にあれ？お釣りおかしくない？と言われ逆にタイムロスしてしまうことがあったため。
（30代女性・神奈川県）

自分が計算して出したはずの金額が間違えていた場合、指摘されず沢山の小銭で返ってくるとやっぱりちょっと不快ですし、とても恥ずかしい気持ちになるから。
（20代女性・FXトレーダー・京都府）

お釣りを気にしていない方はわざわざ小銭を出さず、お札だけで支払いをするイメージがあるので、一応お声掛けをします。もし計算が間違っているだけだったら言われた方が、もし自分だったら助かるので、一声かけるようにしています。
（30代女性・フリーランス・福岡県）

会計でキリの悪いお釣りになりそうなとき、一声かけるという人は「出し間違えていると思うから」「会計のやり直しを防ぐため」といった意見が多く見られました。

余計なお世話で文句を言われるかもしれないから。
（30代男性・会社員・北海道）

余計な一言、有難迷惑になりそうな気がするし自分自身がそう声掛けされると、分かってるけどないんだわと思うことがあるから
（20代女性・事務職・鹿児島県）

ファミレスでホールスタッフをやっていたことがあります。一度だけですが、キリの悪い金額を出された時そのことをお伝えするとバカにするなー！とすごい剣幕で怒鳴られたことがあったので、それ以降はそのまま会計していました。
（30代女性・主婦・東京都）

一声かけたときに逆ギレのような態度をしてきたお客さんがいてから、そのまま会計するようになった。
（30代女性・会社員）

お客さんの都合で出してきた場合もあるかもしれないので、声はかけにくいと思いました。
（30代女性・会社員・香川県）

そのまま会計する方からは「余計な一言と思われるかもしれないから」「何か都合があるかもしれない」といった意見が寄せられました。

中には、声をかけた客から怒られた経験があり、それ以降は声をかけなくなったというコメントも見られました。

キリの悪いお釣りになってしまうとき、一声かけるという人の意見としては、「お客さんが間違えている可能性があるから」「後から会計のやり直しを防ぐため」といったコメントが多く寄せられました。

一方で、そのまま会計をするという人は、「余計なお世話と感じられる可能性がある」「間違いかどうか判断できないのでそのまま対応する」といった意見が多く見られました。

レジでの対応はケースバイケースですが、お客さんの様子を見て適切な判断をすることが求められるようですね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2025/3/10
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問／レジ勤務経験のある方のみ対象
・有効回答数：300