乗客「電車で作業するリーマン、耳障りでしゃーない」投稿が話題。なぜ電車で作業する？理由を聞いてみた！

電車などの公共機関では、周囲の方への配慮が必要ですよね。周りの方の迷惑にならないように静かに過ごすというのが、基本的なマナーではないでしょうか。

しかし、SNSに「電車でパソコン作業をされると迷惑」といった意見が投稿され、話題になっています。電車内のパソコン作業は「音が気になる」「パソコンが足にあたる」などの声もあるよう…。

そこで今回は、電車内でパソコン作業をすることがよくある方へ、理由を伺ってみました。

電車内でパソコン作業をする理由は？

通勤や移動時間を無駄にせず、時間を有効活用したいと考える。電車内は、例えば仕事の準備やメールの確認、資料作成など、仕事に必要な作業を進めるための「移動オフィス」として使うことができる。
（30代男性・会社員・東京都）

通勤にかかる時間が多く、移動時間が長いので、その時間でできることを進めておきたいから。
（20代女性・会社員・関東地方）

オフィスに滞在している時間内では業務量をこなすことができず、時間節約のため、移動中はメールチェックの時間にしている。
（40代女性・会社員・千葉県）

移動中も仕事をしていないと回らないので、よく仕事をする。そのため特急や指定席をよく取る。
（30代男性・会社員・大阪府）

電車の中で仕事や勉強をするのは結構集中できるし、捗るから。ただ満員電車では流石にやらない。
（20代男性・会社員・山梨県）

電車内での移動がゆっくり座って作業できる時間で、わりと集中できるのでよくあります。また、移動時間も有効活用したいという思いもあるので。
（20代男性・会社員・京都府）

隙間時間で仕事を進めたい

移動のスキマ時間などでも仕事や副業を進めておきたいなと思うので、電車内でパソコンを使用します。
（30代男性・会社員・愛知県）

電車内でパソコン作業する理由として、「時間を有効に活用したい」「隙間時間で仕事を進めたい」という意見が寄せられました。なかには、電車内は「集中できる」との声も。

一方、パソコン作業をしない方にも意見を伺いました。

足場が安定しないのでパソコンをするのは難しいと思う。また他人に画面を見られるので個人情報や機密情報が漏れる危険があるので、電車内でのパソコンは使用しません。
（20代女性・会社員・東北地方）

席が近いと隣にいる人や後ろにいる人にパソコンの内容を見られるかもしれないので作業はしないです。今の時代データが見えるところで作業するのはコンプラ意識がないと思う。
（40代男性・自営業・関西地方）

パソコン作業は腕が動いて周りの人に当たったり、キーボードの音が気になる人もいて迷惑になるのでしない。
（30代女性・専業主婦・千葉県）

やっぱりパソコンのキーボードを叩く音がめちゃくちゃ気になるし、膝の上にのせてるとはいえ当たるんじゃないかとか迷惑がかかる。
（50代男性・会社員・北陸地方）

電車の中は作業に集中しづらいのでしません。他の人がしていたとしても別に気になりません。
（30代男性・近畿地方）

パソコン作業をするほど長時間乗車しないし、そんなに空いていないから。もし可能な状況でも落ち着かないからしない。
（30代女性・パート・大阪府）

電車内は混雑していることが多くて、スペースが限られているので、パソコンを広げて作業するのが難しいからです。
（40代男性・会社員・東北地方）

揺れて操作しづらいし、そもそも人の出入りがあり集中できない。内容も人に見られたくない。
（30代女性・会社員・兵庫県）

「しない」方の意見の多くが、「覗き見が心配だから」という意見でした。また、周囲の方の「迷惑になる」といった意見や「集中できない」「作業しにくい」という回答も集まりました。

全300件のうち、電車内でパソコン作業「する」方が派が25票、「しない」方が275票で、「しない」方が多い結果となりました。

「する」方の意見として、「時間を有効に活用したい」「隙間時間で仕事を進めたい」など、手が空いた時間にできる作業をしておきたいと考える方が多いようです。電車の中は「集中できる」という回答も寄せられました。

一方で「しない」方からは、「覗き見が心配」という意見が多数寄せられ、情報漏洩のリスクを考え電車内ではパソコン作業をしない方が多いようです。また、作業の音が周囲に「迷惑になる」といった意見や、そもそも電車内では「作業しにくい」「集中できない」といった声も。

移動時間が長い場合には、時間を有効に活用したくなりますよね。しかし、電車内でのパソコン作業は情報漏洩のリスクや、周囲の方の迷惑となることも。状況にもよりますが、公共の場でのパソコン作業は、周囲にきちんと目を配ったほうが良いですね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2025/3/10
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：300