「電車で足を組む人、迷惑って考えに至らないの？」乗客の憤慨投稿が話題。足を組む人に理由を聞いてみた

電車の座席で足を組む人もいますよね。組んだ上の足を下におろす人もいれば、足を自分の太ももに乗せた形で足を組む人も。

しかし、公共交通機関である電車は、さまざまな方が利用するため、マナーや配慮をもって乗車したいものですよね。

“自分の太ももに足を乗せて座る”足組み行為について、SNSでは「電車で足を組んで座ると言うのが迷惑になると言う事に何故考えが至らないのか？」という意見に「靴が膝に当たるからやめてほしい」という声もある一方「この姿勢のほうがラク」など議論されているようです。

意見の中には、電車での足組みは「迷惑だからやめて」という否定的な意見から「足が開いて邪魔にならないようにしている」「楽だから」など肯定的な意見も見られます。

そこで今回は、電車の座席で、足組みする時に自分の太ももに足を乗せる理由を調査しました。

電車で自分の太ももに足を乗せる理由を教えてください

今回は全国の18歳以上の男女を対象に、電車で自分の太ももに足を乗せる理由を聞きました。

「太ももに足を乗せる形で足を組む」とは、この写真のような状態です。

寄せられた意見を紹介します。

自分の太ももにのった足に手を組んでのせると楽な態勢になり、座席で心地よく眠ることができるから。
（60代男性・無職・関東地方）

太ももが足のちょうどいい“ひじ置き”みたいになってくれて、余計な力を入れずに楽に座れるから。
（40代男性・会社員・静岡県）

足を太ももに乗せる姿勢が習慣化しているので、ほとんど無意識ですが、この姿勢だとリラックスできるからです。
（40代男性・会社員・東北地方）

特に意識したことはなかったけれど、足組みする時に自分の太ももに足を乗せるのはたぶん癖だからだと思います。
（20代男性・会社員・東京都）

足組みするときに太ももにのせる理由は片足を休ませる事ができるからです。疲れているときにそうします。
（20代男性・カメラマン・千葉県）

自分は組んだ上の足を下におろす形だと足が疲れてしまうので、太ももに足を乗せることがあります。電車がガラガラの時のみやりますが、混みあってたり隣に人がいる場合はもちろん足を組まずに座ります。
（20代女性・派遣社員・千葉県）

なんとなく男らしい雰囲気を少し演出できるのかなという気持ちがどこかにありやったことがあります。
（40代男性、自由業、神奈川）

足が楽なのと考え事をする時に集中出来る気がする。周りから見られた時にスマートに見えるため。
（30代男性、会社員、北海道）

足を組むと腰が楽で、よくやってしまう。あとは、自分の前に人が立ちにくくなるのも理由のひとつ。
（30代男性・会社員・神奈川）

電車で足を組む人の意見には「楽なので」「足が疲れているから」というものが多く、そのほか「習慣化している」といった意見も挙げられていました。

一方、座らないという方の意見も紹介します。

電車の座席は一人が座れるスペースというものもあるし、足組みして座ると幅をとるので周りの人に迷惑だと思うから。
（40代女性・専業主婦・愛知県）

電車の座席で自分の太ももに足を乗せて座ると、前の部分のスペースを余計に取ってしまい、前に立つ人の邪魔になるため、足を組んで座らないようにしています。
（40代男性・会社員・千葉県）

自分が立ってる側の時、足を組まれていると靴裏が当たりそうで迷惑なので自分ではやらない。
（30代女性・会社員・埼玉県）

足を組んでいると場所を取るし、靴裏が自分に向けられると当たりそうで不快なので、自分もやりません。
（40代女性・主婦・中国地方）

そもそもその座り方は下品だと感じるので、やろうと思いません。スカートなども履くので、足の上には鞄を置く事が多いです。
（30代・主婦・関西在住）

邪魔になるし、靴が他の人にぶつかったりしたら大迷惑だと思います。マナー的にも絶対なしだと思います。
（40代女性・フリーター・東北地方）

足を組むと偉そうに見えてしまうのではないかと思うのと、隣に多くの人が座れるようにしたいからです。
（50代男性・関東地方）

座らないという方は「周りの人に迷惑だから」「靴裏が当たりそう」という意見が多く見られました。

全300件のうち、電車で自分の太ももに足を乗せて「座る」が66票、「座らない」が234票という結果でした。

アンケートの回答結果によると、座ると答えた方は「楽なので」「足が疲れているから」というものが多く、そのほか「習慣化している」という意見が多く挙げられていました。

また「座らない」という方の意見には「周りの人に迷惑だから」「靴裏が当たりそうで…」が多く、「マナー的にもなし」と考えている方も多数。

電車内は多くの人が利用する公共の場です。みんなが気持ちよく乗車できるように周囲の人への配慮は忘れないよう気をつけたいですね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2025/3/6
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：300