「買い物かごは自分でレジに乗せて」店員の“切実な訴え”に反響「店員ならサービス内でやってくれ」の声も。

スーパーなどでレジでお会計をするとき、カートに乗せたカゴを自分でレジ台に移すのが一般的ですよね。

SNSで以前「買い物かごは自分でレジに乗せてほしい。高齢者や乳幼児連れであればこちらから手伝うけれど、そうでなければ自分で乗せるか、自分から手伝ってほしい旨伝えてほしい」といった趣旨の投稿が話題になりました。

「店員さんがやってくれるから」「正直ちょっと面倒…」といった理由で、自分では移動させないという人もいるようです。

そこで今回は、会計の際に自分でカートからカゴをレジ台に移動させないことがあるかアンケートをし、その理由を伺いました。

会計の際に自分でカートからカゴをレジ台に移動させない理由を教えて

寄せられた意見を紹介します。

基本的には自分で行いますが、考え事をしていたり、他のことに気を取られていると、店員さんが先に動かれ、そのままお任せしてしまうことがあります。混雑時や急いでいるときは、店員さんに任せたほうがスムーズかもしれません。
（60代男性・会社員）

特に意識はしていませんが、ボーとしていて、たまに忘れてしまうことがあります。もしくは、とても気が聞く店員さんがやってくれることがあります。
（30代男性・フリーランス・千葉県）

重いときには、移動しません。例えば、ペットボトルの飲み物を、箱で買った時。米を買ったとき。かさばる大きなもの（トイレットペーパー、オムツなど）を買った時です。それ以外の、重くない、普通の買い物のときには、必ず移動します。
（50代女性・フリーランス・関東地方）

むっちゃくちゃ重い商品でありつつ、レジからバーコードを読み取れる場合にはカゴは移動しない
（40代男性・会社員・東北地方）

普段はカートからカゴをレジ台に移動させるが、荷物が多くてカートを持ち上げるという作業が大変な場合は持ち上げないことがある。あとは、イライラしている時は店員にサービス内でやってくれ、と思う時もあります。
（30歳男性・会社員・栃木県）

自分でしないことがある方の多くは「ぼーっとしていた」「重いものを載せていたから」と回答されていました。

中には、「店員がやるべき」と考えているという方も。

一方、会計の際に自分でカートからカゴをレジ台に移動させるという方の意見も紹介します。

お会計してもらうのにカゴを自分で移動するのが当たり前だと思っていたのでそんな人がいることに驚きました。
（50代女性・専業主婦・近畿地方）

常識的にレジ台に移すことは当たり前だと思っているので、必ずやる。また全く手間に感じないから
（20代男性・会社員・山梨県）

店員さんがレジのカウンターの中から手を伸ばして運ぶのは大変だと思うので自分で移動させる。
（30代女性・専業主婦・山口県）

私自身、レジ担当です。お客さんはその買い物で一回だけの移動ですが、もし、それをやってもらえないのであれば、レジ係は日によっては何百回もすることになります。なので、自分が買い物する時は自分でやります。
（50代女性・会社員・神奈川県）

レジからわざわざ出てきて、レジ台に置く作業を待つくらいなら、自分から置いてあげる方が作業的にも早く済むと思うので、毎回カートからレジ台にカゴを置いています。
（40代男性・会社員・大阪府）

自分でやった方が早くレジをしてもらえるし、レジの人も大変だと思うから自分でやります。
（30代女性・会社員・大阪府）

自分でしないことがない方の回答では、「当たり前だと思っているから」「店員さんの負担を減らすため」「レジが早いから」といった理由がほとんどでした。

全300件（有効票）から寄せられたアンケートの結果、会計の際に自分でカートからカゴをレジ台に移動させないことが「ある」に56票、「ない」に244票が集まり、「ない」が大半という結果になりました。

アンケート結果を見ると、カゴをレジ台に移動させないことがあると答えた方の多くは、「ぼーっとしていた」「重いものを載せていたから」という理由でした。

一方、カゴをレジ台に移動させないことがないと回答した方には、「当たり前のことだから」「店員さんの負担を減らすため」「レジがスムーズに進むから」といった意見が多く見られました。

レジでは周囲の状況を見ながら、スムーズな買い物のためにも、自分でできることは積極的に行うのがよいでしょう。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2025/3/5
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：300