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「お前、ホンマにアカンぞ!」突然キャラを変えたら…オール巨人にブチギレられた“M-1ファイナリスト”とは?

  • 2025.3.12
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(C)SANKEI

お笑い界には、キャラの変化で大ブレイクを果たした芸人が少なくありません。しかし、急にキャラを変えると周囲の反応が思わぬ方向に転ぶこともあるようです。かつて『M-1グランプリ』のファイナリストとなった人気芸人が、突然のキャラ変で大御所・オール巨人師匠から厳しい叱責を受けたというエピソードが話題になりました。その芸人とは一体誰なのでしょうか?

キャラ変したらオール巨人にブチギレられた、『M-1グランプリ』ファイナリストといえば?

さてここでクイズです!

キャラ変したらオール巨人にブチギレられた、『M-1グランプリ』ファイナリストといえば?

ヒント…

①2002年の『M-1グランプリ』でファイナリストになったコンビのツッコミ

②相方がエアギター世界選手権で優勝したことがある

「間違った尖り方をしていた」

その人物とは、ダイノジの大谷ノブ彦さんです!

このエピソードが語られたのは、2025年3月2日放送の関根勤さんのYouTubeチャンネルです。ゲストとして登場したダイノジの大谷ノブ彦さんと大地洋輔さんが、“ある意味怖かった芸能人ベスト3”というテーマで自身の芸人人生を振り返るなかで明かされました。

ダイノジといえば、2002年に『M-1グランプリ』のファイナリストとなり、さらに2006年・2007年には大地さんがエアギター世界選手権で優勝するなど、お笑い界に独自の存在感を放ってきたコンビです。そんな二人も若い頃は苦労の連続で、大谷さんは「間違った尖り方をしていた」と当時を振り返りました。

大谷さんは、漫画家・本宮ひろ志さんの作品『サラリーマン金太郎』や『俺の空』に影響を受け、「あいさつしない方がスケールの大きい人間だと思われる」と勘違いしていたそうです。その結果、業界内では“無愛想な若手芸人”として知られるようになり、自然と周囲から距離を取られてしまっていました。

しかし、そんな時期にアンタッチャブルの山崎弘也さんが、明るく愛想の良いキャラに転身し、見事大ブレイクを果たします。その姿に刺激を受けた大谷さんは、「自分もキャラを変えよう」と決意。ある日を境に、突然「どうもー!どうも!」「師匠、こんにちはー!」と、これまでとは正反対のテンションで挨拶をするようになったのです。

「お前、シャブやってるやろ! わしは絶対に見逃さへんぞ!」

この急激なキャラ変に周囲は戸惑いを隠せませんでしたが、さらに驚くべきことに、大谷さんはそのままのテンションで大御所・オール巨人師匠に、自分たちのライブ出演を依頼しに行きました。

すると、オール巨人さんは静かに口を開き、「出てもええけど、お前に言わなアカンことがある……」と前置きしたあと、突然「お前、シャブやってるやろ! わしは絶対に見逃さへんぞ!」と言い放ちました。

これには大谷さんも驚愕。巨人師匠は、突然キャラが変わった大谷さんを見て、「何かヤバいことをやっているに違いない」と勘違いしたようです。巨人師匠はその場で「お前、ホンマにアカンぞ!」と詰め寄り、真剣な表情で大谷さんを叱責しました。

当然ながら大谷さんは何もやましいことはなく、「いやいや、やってません!」と必死に否定。しかし、キャラ変のタイミングがあまりに不自然だったため、周囲の芸人たちも状況を把握できず、一瞬ピリついた雰囲気になったといいます。

このエピソードを振り返り、大谷さんは「本当に怖かった」と語り、関根さんを爆笑させていました。

エピソードを知るとより好きになるかも

ダイノジの大谷ノブ彦さんは、若い頃に間違った尖り方をしてしまい、業界内で「無愛想な芸人」として知られていました。しかし、アンタッチャブル・山崎弘也さんのキャラ変に影響を受け、自分も明るいキャラに変えようと決意。突然テンション高く挨拶をするようになった結果、オール巨人さんに「お前、シャブやってるやろ!」と疑われ、ブチギレられるというまさかの展開に。

巨人師匠の真剣な叱責には、さすがの大谷さんも震え上がったようですが、そのあとはこの話は笑い話として語られるようになりました。キャラを変えることは大事ですが、急激な変化には思わぬ誤解が生じることもあるようです。