市川実日子が主演するバカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』（日本テレビ系／毎週日曜よる10時30分）第4話が2月2日に放送された。「自力」と題された第4話では清美（市川実日子）の奮闘が描かれたが、終盤で“宇宙人”高橋（角田晃広）が大活躍！ 序盤からの伏線回収に視聴者がうなった。
パワーワード満載でXトレンド入りも！ 清美たちのトークが楽しい
夜勤の前に車で地元のスーパーへ行った清美（市川実日子）は、同級生の綾乃（木南晴夏）とバッタリ遭遇する。買い物をして店を出ると、綾乃が乗ってきた電動自転車が何者かに盗まれていた。被害届を出すため清美が綾乃を警察署に送る道中、綾乃は汚い言葉で犯人を罵倒し、「水たまりに顔つけて泥水飲ませたい」とまでいう始末。その言葉の一部はBGMで伏せられ、SNSでは「暴言は自主規制は笑った」「差し替えの素敵な音楽鳴り出してやばい」と視聴者の笑いを誘っていた。
その夜、夜勤で高橋と一緒になった清美は綾乃の自転車を見つけてもらえないかとお願いするも、非常に能力を使うため断られてしまう。さらに、高橋は山梨大学医学部だったことが判明。宇宙人の能力を知能に使うも、それを維持できずに中退したという。能力を知能に使うと副作用で髪が薄くなるという衝撃の事実も明かされた。
「自前のハゲじゃないのよ。能力によるハゲね」「（ホテルの温泉では）ハゲだけは治んないんだよね」（高橋）、「なるほど…ハゲは適応外なんだ」（清美）というトークが話題を集め、「自前のハゲ」がXのトレンド入りを果たしていた。
「スカッとした」「そこに繋がるんか〜い！」 思わぬ伏線回収にSNS沸く
あくる日、ホテルに宿泊していた受験生が試験当日を迎えるも、なんと受験票を忘れてしまい…。清美は深夜の相次ぐトラブル対応の役に立たなかった高橋にプレッシャーをかけ、能力を使って受験票を届けるように促した。受験票を届ける道中、高橋は自転車に乗っていたコンビニ強盗犯に防犯カラーボールをぶつけ撃退、犯人は水たまりの泥水に頭から突っ込んだ。強盗犯が乗っていた自転車が盗まれた綾乃の自転車だったこともわかり…。
また、高橋が同僚に趣味がガンプラ作り（自力）だと明かし、自分で塗装もしたガンプラを自慢していた。高橋はその趣味を活かし、カラーボールで汚れた綾乃の自転車を“自力”で塗装してあげたのだった。
SNSでは「泥水はスカッとした」「自力ガンプラ、そこに繋がるんか〜い！」「ホント天才的！」「いや〜スマート」と怒涛の伏線回収にSNSが沸いていた。
意味深に富士山を眺めるホテル宿泊客の村上（小日向文世）、折れ曲がった10円を見つけた由美（夏帆）の描写も気になるところだ。そして次回の第5話では、日テレ系バラエティー番組『月曜から夜ふかし』のディレクター・岸本（池松壮亮）らも登場するという。「第2章開幕」を銘打つ、次回以降も見逃せない！
日本テレビ系 『ホットスポット』毎週日曜よる10時30分
ライター：小松加奈
ライター／編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー／レビュー／コラム記事などを手掛ける。
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