ウクライナ人「一生日本で暮らしたい」日本の文化に稲妻が走った“5つのワケ”【海外の反応】

『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』は、国際色豊かなシェアハウスの住人や元住人などが運営するYouTubeチャンネル。メンバーの国内外での活動が紹介されており、登録者数は33.9万人（2025/02/19時点）に上ります。

今回は同チャンネルにアップされている数多くの人気動画の中から『ウクライナ人が絶対に日本で暮らすと決めた5つの理由』をピックアップ！25万回以上再生（2025/02/19時点）されているこの動画では、日本で起業したウクライナ人のアナスタシアさんが、日本で起業した理由について語っています。

日本でプロモーション会社を立ち上げたウクライナ人

アナスタシアさんは日本在住のウクライナ人。「日本の飲食店やヘアサロン、カフェなどの情報を、外国人インフルエンサーが世界に向けて発信する」というプロモーションビジネスを手がけています。

アナスタシアさんが初めて来日したのは2019年。日本の文化や日本人に深い感銘を受け、外国人に日本を紹介したいと思ったのだそう。

2020年には日本を紹介する外国人向けのプラットフォームを立ち上げようと考え、2021年5月にそのための会社を立ち上げました。

2019年に来日した当時、アナスタシアさんは大学生でした。そのため、ずっと日本にいることができず、ウクライナに一度帰国しました。

再来日のチャンスを伺っていましたが、その後はコロナ禍の影響でなかなか来日できず、2020年の終わりにようやく来ることができたのです。

「日本の文化に衝撃を受けた」というアナスタシアさん。日本の好きなところは「安全」「清潔」「人がとてもいい」「いつでも手助けしてくれる」「食事」の5つだそう。

食事については「コンビニのような安いものでも、すごくおいしい。ウクライナで安いものを食べると、不衛生で食べた後に病院に行かなければならないこともある」と、ウクライナとの違いを強調していました。

日本を好きになる要素として、アニメを挙げる外国人が多いですが、アナスタシアさんは「アニメはない」ときっぱり。アニメは観ないからよく分からないのだとか。

一生日本で暮らしたい！

プロモーション会社は、この動画を撮影した2021年から開始。1,000人以上のフォロワーを持つ外国人インフルエンサーが登録しており、日本のお店の宣伝を依頼するのだそう。外国人インフルエンサーはお店を宣伝した対価として、そのお店のサービスを割引で利用できると言います。

アナスタシアさんとインフルエンサーのやり取りはすべてオンラインで行われ、彼らはいつでもどこでも働くことができるようになっています。ちなみにインフルエンサーたちの管理をするのは「結構忙しい」とのことです。

また、アナスタシアさんは日本で外国人モデルとして活動していた経験もあり、モデルのネットワークを活用して外国人インフルエンサーとも繋がったようです。

「ビジネスを始めようとすると、集客に苦労する。だからみんなあきらめるわ。でも、私は辛抱強く顧客に60通のメッセージを送っていたの」と、ビジネス立ち上げ当時を振り返ります。「将来的には、日本人インフルエンサーとも協業したい」と考えているそうです。

日本で起業した理由は、一生日本に住みたいと考えているから。「日本にいること自体も楽しいし、日本人と会話をするのが楽しい。すごく安心できるからずっといたい」と願っています。

仕事以外では、エアロダンスやポールダンスにハマっているそう。「ポールダンスはとても危険で、顔から落ちた」と語ってくれていました。また、日本語の勉強もしているとのことでした。

コメント欄の反応は…

投稿元のコメント欄には、アナスタシアさんのアイデアや行動力を称賛する声が挙がっていました。

決断力、行動力、企画力、才能が凄いね。こういう人はなかなかいないと思う。野心的。

ビジネスモデルとしてこれは成り立ちそうですね！！ 着眼点が凄い！

アニメや漫画が日本を知ったきっかけ、じゃない人は逆にひさびさで新鮮だった。

アナスタシアさんの「日本に住みたい」という希望を叶えるための行動力と忍耐力に、感心しました。

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動画：『ウクライナ人が絶対に日本で暮らすと決めた5つの理由』
協力：『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』

サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】
東京都内で、さまざまな国の人が安心して暮らせることを目的とした国際交流シェアハウス“サムフラハウス”。シェアハウスの住人や友人たちが立ち上げたYouTubeチャンネルには、多くの動画がアップされています。外国人から見た“日本の魅力”や海外の現状などを紹介中です。

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。