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計算順序に注意して!「4+(6−2)÷2」→暗算できる?

  • 2025.2.24
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今回の計算問題は、一見すると簡単に解けそうな問題ですね。しかし、あることを忘れてしまっていたら、正しい答えを出すことはできません。

学生に戻った気分で、計算問題を解く上でとても重要な規則を思い出していきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
4+(6−2)÷2

どんなことに注意しながら解くと良かったでしょうか。

解説

この問題の答えは「6」です。

計算する上での注意点を復習していきましょう。

<計算順序>
(1)カッコがある場合は、カッコの中を先に計算する。
(2)掛け算と割り算を計算する。
(3)足し算と引き算を計算する。

この問題は、カッコの中→割り算→足し算の順に解いていくのが正しい計算順序になります。

では実際に計算していきましょう。まずはカッコの中の計算です。

  6−2
=4

次にカッコの中の計算結果を踏まえて割り算を計算し、最後に足し算を計算します。

  4+(6−2)÷2
=4+4÷2
=4+2
=6

この手順での計算が正しい方法となります。

この問題で多い間違いは、次のように、左から順に計算してしまうことです。

  4+(6−2)÷2
=4+4÷2
=8÷2
=4

カッコの計算を優先することはできたのですが、その後の計算で気を抜いてしまい、左から計算してしまったことが原因ですね。間違えないように注意しましょう。

まとめ

今回の計算問題は、計算順序が重要なポイントでした。カッコの中の計算からはじめて、割り算→足し算の順に計算していくことで、正解にたどりつくことができましたね。

カッコの中から計算することは覚えていても、そのあとの計算順序をよく確認せずに左から計算してしまうと、間違った答えにたどりついてしまいます。四則演算が混じった計算式では、各演算を計算するたびに、計算順序を確認してから計算するようにしましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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