どこから計算するのが正解？「4+12÷4×12+4」→正しく計算できる？

二桁の数が含まれていると、計算が難しく思えるかもしれません。しかし、計算の基本をしっかり理解していれば、暗算でも簡単に計算できます。

ぜひこの記事の問題に挑戦し、正しい答えを求めることができるか確認しましょう。

問題

次の計算をしなさい。
4+12÷4×12+4

さまざまな計算が含まれており、難しく見えるでしょうか。

まずは自分自身で答えを求めてみましょう。

解説

今回の問題の答えは「44」です。

また、途中の計算式は次のようになります。

  4+12÷4×12+4
=4+3×12+4
=4+36+4
=40+4
=44

計算のポイントを確認していきましょう。

四則の混じった計算の順序は、次のようになります。

＜四則の混じった計算の順序＞
（1）掛け算・割り算の計算
（2）足し算・引き算の計算

つまり、はじめに計算するのは「12÷4×12」の部分ということになります。

掛け算・割り算の計算

掛け算と割り算の優先順位は同じなので、この場合は左から計算します。

  12÷4×12
=3×12
=36

足し算の計算

掛け算・割り算を計算したことによって、元の式は「4+36+4」となりました。

足し算だけの計算なので、左から順に足していきましょう。

  4+36+4
=40+4
=44

以上より、答えは「44」です。

まとめ

今回紹介した問題は、小学校で学習する問題ですが、正しい答えを求めることができましたか？ 間違えてしまった方は、ぜひ復習をしましょう。

計算問題は繰り返し練習することで、習熟度を高めることができます！ 他の問題にもぜひチャレンジしてみましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

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文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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