「何に見える？」あなたが"落ち込んだ時に依存するもの"がわかる【心理テスト】

2025.2.19

仕事や勉強、人間関係で疲れた時、人は無意識のうちに心のバランスを取ろうとします。それは、食べ物だったり、趣味だったり、人間関係だったりと、人それぞれ違います。あなたが気分が落ち込んだ時に、つい依存してしまうものは何でしょうか？今回は選んだ図形から、あなたがストレスを感じたときに無意識に依存するものを探ってみます。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.カブトガニ

2.うちわ

3.バスケットゴール

4.キャンディ

1.カブトガニを選んだ人は「過去の栄光」

図形がカブトガニに見えたは、過去の栄光に依存するタイプでしょう。カブトガニは約4億年以上前から姿を変えずに生き続けている生き物です。「変わらないもの」や「確実なもの」に安心感を求める傾向があるのかもしれません。

あなたは、何か失敗や落ち込んだ時には、輝いていた頃の自分を思い出すことが多いのではないでしょうか。評価が高かった昔の自分を思い出すことで、心のバランスを取ろうとしているのかもしれません。視点が過去に向きやすい傾向がありそうです。

過去の自分を振り返ることで、自信を取り戻せることこともあるでしょう。しかし、過去の自分に囚われ過ぎると、無自覚なままに過去の栄光を自慢する人になってしまうかもしれません。過去ばかりではなく、これからできることに意識を向けましょう。

2.うちわを選んだ人は「話を聞いてくれる人」

図形がうちわに見えた人は、話を聞いてくれる人に依存するタイプでしょう。うちわは人の力を借りて風を起こすものです。「人とのつながり」や「人の力を借りる」ことと関連があるのかもしれません。

あなたは、落ち込んだ時には、話を聞いてもらうことで心が落ち着くのではないでしょうか。信頼できる人が側にいるのは素晴らしいことです。しかし、話を聞いてもらいたいという気持ちが強すぎると、相手の都合を考えずに話してしまう可能性がありそうです。

人に話を聞いてもらうことは、安心感を得るための有効な手段でしょう。一方で、相手に頼りすぎることで、自分一人で解決できた問題も、できなくなってしまうかもしれません。日記など気持ちを整理する習慣を身につけることで、自己理解が進むでしょう。

3.バスケットゴールを選んだ人は「過度な努力」

図形がバスケットゴールに見えた人は、過度な努力に依存するタイプでしょう。シュートを決めることは、「成功する」ことに結びつきます。落ち込んでいる時でも、「努力し続ける」ことで、自分の価値を見出そうとしているのかもしれません。

あなたは、落ち込んだ時にでも、努力を継続できるのではないでしょうか。努力できることは素晴らしいですが、過度になり過ぎると、休息を怠り心身にストレスが掛かり、体調を崩してしまうかもしれません。無理をしすぎないことが大切です。

落ち込んでいながらも、努力できる強さは素晴らしいことです。しかし、体調を崩してしまっては意味がありません。落ち込みや壁を過度な努力でごまかすのでは無く、ありのままの自分や状況を受け入れる強さを身に付けましょう。

4.キャンディー選んだ人は「包容力と深い繋がり」

図形がキャンディーに見えた人は、快楽や癒しに依存するタイプでしょう。キャンディは、甘くて幸せな気分にしてくれる食べ物です。ストレスを感じたときに「楽しいこと」「気持ちが満たされるもの」で解消することと関連があるのかもしれません。

あなたは、落ち込んだ時には、楽しめるもので気分転換を図ることがあるのではないでしょうか。しかし、問題を直視せず、一時的な楽しさに逃げ込んでしまうことがありそうです。心の避難として、快楽や癒しは重要ですが、逃げ続けないようにしましょう。

落ち込んだ時には、自身が楽しめることや物に浸ることで、気持ちが救われるでしょう。ただし、快楽と癒しは、一時的には気持ちを紛らわすことはできても、問題の解決にはなりません。冷静さを取り戻すことができたら、問題や課題と向き合うよう努めましょう。

ライター：yuuji
公認心理師・言語聴覚士。大学院修士号取得。研究活動を行いながら、臨床に従事しており、15年間コミュニケーションを通してクライエントの心理面と向き合っている。