「何に見える？」あなたの“やる気が出ない理由”がわかる心理テスト

2025.2.19

なんだか体がだる重くて、気持ちがまったく乗ってこない、そんな日もありますよね。やらなければならないことが目の前にあるのに、ため息ばかり出てしまうのは、つらいものです。やる気が出ない理由がわかれば、自分でやる気を出すこともできるかもしれません。あなたの“やる気が出ない理由”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ストップウォッチ

2.動物の手

3.ラジオ

4.剣山

1.ストップウォッチに見えた人は「疲れすぎているから」

図形がストップウォッチに見えた人は、疲れすぎているからやる気が出ないかもしれません。あなたは自分が思っている以上に心も体も疲れた状態なのではないでしょうか。それほど忙しく動いているわけではないと思っていても、気を張ることが多かったり、気疲れしてしまっていたり、きちんと休むことができていなかったりするのかもしれません。

このタイプの人は、真面目で自分に厳しい性格をしているでしょう。おそらくやる気が出ない自分に対しても「こんなことではいけない」と、責める気持ちを持っているのではないでしょうか。頑張っていなければならないという気持ちがあるせいで、無理をして頑張る傾向があるようです。

もしやる気を出したいのであれば、まずはその疲れを取ることが大切でしょう。あなたは休むことや自分を甘やかすことに罪悪感を感じやすく、うまく休むことができないはずです。ただ、そのままではやる気は出ないまま無理して動くしかなくなってしまうでしょう。それよりはしっかりと休んで、エネルギーを溜めてから動く方が、良い動きが期待できるのではないでしょうか。

2.動物の手に見えた人は「目先の楽しさに流されているから」

図形が動物の手に見えた人は、目先の楽しさに流されているからやる気が出ないかもしれません。あなたはやるべきことと、楽しいことを天秤にかけてしまう癖があるようです。そのため、常に楽しそうな方に流されてしまい、やるべきことに取り掛かることができないのではないでしょうか。

このタイプの人は、のんびりやであまり後先を考えない性格をしているでしょう。今が楽しければそれでいいと思ってしまいやすく、ついついやりたくないことは先延ばしにしてしまいがちかもしれません。ご褒美を用意してやる気を出そうとしても、ついご褒美を先に得てしまい、余計にやる気がなくなるのではないでしょうか。

もしやる気を出したいのであれば、これをやるしかないと自分に言い聞かせることが大切です。楽しいことをチラつかせず、嫌でも腰を上げてしまうことが必要でしょう。やり始めれば、とにかく早く終わらせたくなり、どんどんやる気が湧いてくるはずです。やる気が出るのを待っていたら、きっと何もできないまま時間だけが過ぎていくでしょう。

3.ラジオに見えた人は「まだ時間があると思っているから」

図形がラジオに見えた人は、まだ時間があると思っているからやる気が出ないかもしれません。あなたはやる気を出さなければと思いつつも、心の中でまだ余裕があると思い込んでしまっているのではないでしょうか。あなたの中で余裕があると思っているうちは、やる気を出すことができないかもしれません。

このタイプの人は、楽天的でご都合主義な性格をしているでしょう。根拠のない自信があり、どんなことも結局なんとかなると思い込んでいるのではないでしょうか。そのため、少し不安を感じても「でもこうすればなんとかなる」と自分で不安をかき消してしまい、また先送りにしていってしまうのかもしれません。

もしやる気を出したいのであれば、自分で期限を決めて動くことが大切です。ここまでにこれだけのことをやると具体的に決めない限り、あなたはどんどん先送りにしてやる気を出そうとしないでしょう。実際に時間がまだあるのであればいいですが、時間がなくなってきても悠長に構えがちですので、自分を追い込むことが必要かもしれません。

4.剣山に見えた人は「どうせうまくいかないと思い込んでいるから」

図形が剣山に見えた人は、どうせうまくいかないと思い込んでいるからやる気が出ないかもしれません。あなたは何も始まっていないのに、すでに諦めの気持ちを持っているのではないでしょうか。うまくいかないから、やっても仕方がないと思ってしまうと、なかなかやる気は出てこなくなるでしょう。

このタイプの人は、ネガティブ思考になりやすく慎重な性格をしているでしょう。おそらく失敗することを、強く恐れやすいのではないでしょうか。うまくいくことが確定していることであれば、やる気になれるのかもしれません。だからこそ、やる気を出して失敗することが怖くて、やる気が出ないのでしょう。

もしやる気を出したいのであれば、うまくいかないという思い込みを捨てることが必要です。それは周りが何を言っても効果はなく、あなたが自分で修正するしかないでしょう。やってみないとわからないことが、世の中にはたくさんあります。うまくいかないかもしれませんが、やろうと頑張ってみた事実は消えず、そのときついた力は、どこかで生かされることが多いのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。