「何に見える？」あなたの“やめられない癖”がわかる【心理テスト】

2025.2.13

『なくて七癖』と言いますが、その癖によって、自分を追い詰めてしまうことがあります。癖は自分で気づくことで、直すことができるものです。もし、あなたが何かしら生きづらさを感じているのであれば、それはあなたの癖のせいかもしれません。あなたの“やめられない癖”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.のれん

2.ワイドパンツ

3.破れた紙

4.アルファベットの「A」

1.のれんに見えた人は「爪などをいじる癖」

図形がのれんに見えた人は、爪などをいじる癖があるかもしれません。あなたは知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまっているのではないでしょうか。感情を抑えたり、嫌だと思うことを言わなかったりすることで、ストレスが溜まり、それが爪をいじるなどの癖として出ているようです。

このタイプの人は、控えめで繊細な性格の持ち主でしょう。とても傷つきやすい敏感な人なのですが、自分ではそう思っていないのではないでしょうか。自分より他人を優先しやすく、我慢してしまう傾向も強いのですが、そこもあまり自覚がないかもしれません。なんとなく、いつも気持ちが疲れていると感じていないでしょうか？

爪や髪などをいじるのは、そういった気づかないストレスを解消するための行動です。癖をなくすためには、まず自分がストレスを感じているという自覚をすることが大切かもしれません。その上で、上手にストレスを解消できる方法を見つけることが必要です。おすすめは運動や入浴、またストレスになる原因自体へのアプローチです。

2.ワイドパンツに見えた人は「愛想を振りまく癖」

図形がワイドパンツに見えた人は、愛想を振りまく癖があるかもしれません。あなたは知らず知らずのうちに愛想を振り撒き、気疲れしてしまっているのではないでしょうか。周りの人にいい顔をしなければならないと、常に笑顔を心がけており、嫌なことがあっても顔や態度に出さないようにしているようです。

このタイプの人は、他者評価を気にしやすく頑張りやな性格をしているでしょう。そのため、他人から嫌われてしまうということを恐れており、そうならないように最大限頑張ろうとしてしまいがちかもしれません。疲れていても、仕事を手一杯抱えていても、つらいことがあっても、それを表に出さず、笑顔で頑張ろうとしてしまうのではないでしょうか。

そのせいで、周りから大変な状況であることに気づいてもらいづらかったり、余計に傷つけられる結果になったりすることがありそうです。癖をなくすためには、まずは自分の気持ちとしっかりと向き合うことが大切かもしれません。自分がどういう状態なのか、頑張れる余力があるのかを見極めて、無理をしないという選択ができるようになると良いでしょう。

3.破れた紙に見えた人は「疑ってしまう癖」

図形が破れた紙に見えた人は、疑ってしまう癖があるかもしれません。あなたは無意識のうちに「本当に？」「嘘でしょ」などの言葉をよく使っているのではないでしょうか。相手の言っていることに対して、常に疑いの目を持ってしまっているようです。そうやって自分を守ろうとしているのではないでしょうか。

このタイプの人は、警戒心が強くあまり周りを信用しない性格をしていそうです。そのため、甘え下手でもありますし、お願い事をしたり頼ったりすることも苦手でしょう。過去に信用して傷つけられたり大迷惑を被った経験があるのかもしれません。そうならないために、最初から疑ってかかることが身についてしまっているようです。

疑うことで相手が不機嫌になりやすく、何よりあなた自身が周りに頼ることができなくなってしまうことが問題でしょう。癖をなくすためには、まずは身近な人から信用してみるという練習をすることが大切かもしれません。「そうなんだ」と相手の言うことを、まず肯定してみることも意外と効果的です。

4.アルファベットの「A」に見えた人は「コレクター癖」

図形がアルファベットの「A」に見えた人は、コレクター癖があるかもしれません。あなたは何かを買うと、どんどんそれにのめり込んでいってしまい、コレクションしたくなってしまうところがあるのではないでしょうか。すべてコンプリートしないと落ち着かず、散財の元になっているようです。

このタイプの人は、こだわりが強く理想家な性格をしていそうです。のめり込みやすいですし、できる限り自分の理想に近い状態を手に入れたくなってしまいがちでしょう。完璧主義な要素もあるため、何か欠けた状態だと、そこが気になって仕方がないのではないでしょうか。揃えられるのであれば、結構無理をしてでも揃えようとしてしまうところがありそうです。

そのせいで、生活費が厳しくなるなど、金銭管理が難しくなることがあるのではないでしょうか。家族から不満が出ることもありそうです。癖をなくすには、別のことに気持ちを向けるのが大切です。他のことと言っても、ものに気持ちを向けるのではなく、運動や仕事など打ち込めるものに気持ちを向けると良いでしょう。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。