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「めんどくさいから全部断っていた」歌手活動をしたくなかった梅沢富美男がレコード会社に突き付けた、"無理難題"とは?

  • 2025.2.17
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(C)SANKEI

芸能界では、本人の意思とは関係なく仕事の幅が広がることがあります。そんななか、俳優として成功していた梅沢富美男さんも“歌手活動”を求められる立場に。しかし、梅沢さんは歌手になるつもりはなく、レコード会社のオファーを断るために絶対に叶わないであろう“ある条件”を提示したそうです。

一体、梅沢さんが突き付けた無理難題とは何だったのでしょうか? クイズ形式でご紹介します!

梅沢富美男さんが絶対に歌わないために出した無理難題とは?

さて、クイズです。梅沢富美男さんは、俳優としてのキャリアが軌道に乗るなかで、レコード会社から「歌うたってくれませんか。レコード出しませんか」と何度もオファーを受けていました。

しかし、歌手活動をしたくなかった梅沢さんは、業界の先輩からのアドバイスを思い出し、無理難題を言えば諦めてくれるはずと考えました。

そこで梅沢さんがレコード会社に突き付けた無理難題とは、一体なんでしょうか?

ヒント…

① 他のアーティストにはほとんど楽曲提供をしない人物を条件にした。

② 「この人が曲を作ってくれたら歌う」と、実現不可能な条件を提示。

断ると「どうしてですか」とか「何でですか」ってしつこいから

答えは……小椋佳さんが曲を作るなら歌うという条件です!

俳優・梅沢富美男さんが歌手活動をしたくなかったために突き付けた無理難題は、小椋佳さんが曲を作るなら歌うというものでした。このエピソードが語られたのは、2024年7月27日放送のMBS『ごぶごぶ』。

梅沢さんは、「当時、売れた俳優はみんな歌を出す時代だった。レコード会社から何度もスカウトされたけど、歌ったこともないし、めんどくさいから全部断っていた」と振り返りました。

しかし、最後にやってきたキングレコードだけは「どうしてですか」「何でですか」としつこかったため、梅沢さんは 「あっ、そうだ。やりたくない仕事があったら、無理難題を言え」 と、芸能界の先輩の教えを思い出し「小椋佳さんが曲を作ってくれたら考えるよ」と言い放ちました。当時、小椋佳さんは基本的に他のアーティストへ楽曲提供をしないことで有名だったため、梅沢さんは”これなら断られる”と確信していたのだとか。

しかし、小椋佳はまさかの承諾をしてくれたため歌手活動をすることとなりました。小椋佳さんは梅沢さんの芝居を観劇し、その場で『夢芝居』の歌詞を書き上げ、そのあと曲をつけました。そして、この楽曲が大ヒット。結果として、梅沢さんは歌手デビューを果たし、NHK紅白歌合戦にも出場することになったのです。

エピソードを知るとより好きになるかも

梅沢富美男さんは歌手活動をする気がなかったのに、結果的に昭和の名曲を生み出すことになったという、まさに“運命のいたずら”のようなエピソード。紅白歌合戦にも出場し、日本を代表する楽曲となった『夢芝居』が、実は梅沢さんの“やりたくなかった仕事”から生まれたというのは驚きですね。

このエピソードを知ると、より一層『夢芝居』が味わい深く感じられるのではないでしょうか?