現在、札幌市のレジ袋削減に向けた取り組みが注目を集めています。
それは、有料のごみ袋を買い物のレジ袋として販売するというもの。SNSでは「いいと思う!」「かわいい!」など好意的なコメントも寄せられている一方で、「レジ袋にはちょっと抵抗ある」などの否定的な声もありました。
はたして、札幌市でごみ袋が買い物のレジ袋として販売されていることに対し、世の中の人はどのような考えを抱いているのでしょうか?SNSの正直な声をご紹介します。
札幌市の「実証実験用 指定ごみ袋」について
札幌市にある一部スーパーでは、2025年2月1日から「実証実験用 指定ごみ袋」を1枚〜販売しています。この取り組みは、「実証実験用 指定ごみ袋」をレジ袋として活用してもらうことにより、レジ袋をどれぐらい削減できるか検証するために行われているそうです。
取り扱いサイズは10L(1枚20円)と20L(1枚40円)の2種類。カラーは黄色で、雪の妖精とも呼ばれる「シマエナガ」のイラストが描かれています。
この取り組みは3月末まで行われるそうですが、「札幌市指定ごみ袋」がなくなり次第終了予定とのこと。なお、そのデザインの可愛さもあいまって人気も高いようで、すでに一部店舗では在庫切れになっているそうです。
「めちゃ可愛いんだけど」
可愛らしいシマエナガのイラストが描かれた「実証実験用 指定ごみ袋」は、SNSでもたくさんの方々から好評の声が寄せられていました。
可愛い。捨てちゃうものだけど可愛くするの気分が上がっていいよね。
これ可愛くて好きー。
元々エコバッグとして2〜3回使ってからゴミ袋にしていたので、ますます使いやすくなりますね。
この柄なら持ち歩けるよね
レジ袋としては高いけど、指定のゴミ袋と同じ値段だから有りだと思います
札幌市の公式ホームページを確認したところ、従来の「指定ごみ袋」の価格は10L(10枚1組)で200円。40L(10枚1組)で400円で、たしかに「実証実験用 指定ごみ袋」と同じでした。
たとえエコバッグを忘れてしまっても、「実証実験用 指定ごみ袋」を購入すれば最終的にごみ袋にできるため、むしろお得といえるかもしれません。
3月末以降も続けて欲しいんだが?!
ゴミに使えないレジ袋に金払うくらいなら断然こっちのが嬉しい!
新潟もこれにしましょう
このシステム全国で導入したら良いし、札幌のゴミ袋可愛過ぎ
などのコメントも寄せられていました。
生活しているとどうしてもごみは出てしまうため、基本的にごみ袋は必要不可欠。そのため、たくさんの方々がこの件に注目しているのかもしれません。
現在実施されている札幌市の実証実験の結果次第では、ほかの地域でも類似の取り組みが行われる可能性がありそうです。
「色がいけないとおもう」
一方で、「実証実験用 指定ごみ袋」に対し否定的なコメントを寄せている方もいらっしゃいました。
ゴミ袋にしか見えない、エコバッグ代わりとかあり得ない、入れた商品がゴミに見えてくる
買い物帰りなのに、ゴミ持ってウロウロしてると思われないかな。
可愛らしいシマエナガのイラストが描かれているものの、それ以外は「札幌市指定ごみ袋」と「実証実験用 指定ごみ袋」はよく似ています。そのため、どうしてもごみ袋に見えてしまうという方は少なくないようです。
かわいい
けど、レジ袋にはちょっと抵抗あるな〜
せめて色が違ったら使えるかな
色がいけないとおもう
黄色のド派手な色、
レジ袋で使わなくない???
など、色が気になるというコメントも。とはいえ、ごみ袋が黄色であることには理由があるため、この点を変更するのは少々難しいかもしれません。
ほかにも、
10Lとかゴミ袋としては一瞬で満杯になるでしょ
その度にゴミステーション行くの面倒で結局40Lの袋にまとめることになる二重課金
との声も。
みなさんは、どう考えますか?
今回は、札幌市でごみ袋が買い物のレジ袋として販売されていることに対する世の中の人の考えをご紹介しました。
レジ袋を買わなくて済むことや、デザインの可愛さから好評のコメントが多数寄せられている一方、カラーや容量に対する批判の声も寄せられていました。今回は実証実験のため、今後改善される部分もあるかもしれませんね。
みなさんは、この施策についてどのように考えますか?