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「イタリアには『頑張る』に相当する言葉がない」代わりに使う表現に「とても良い言葉」「健康でいられそう」

  • 2025.2.7
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出典:photoAC(画像はイメージです)

海外旅行中、「日本との違い」を感じて驚いた経験はありませんか?「文化や考え方などの違いを体験するのが楽しい」という旅行好きの方も少なくないことと思います。

かど(@kad4ani)さんが、「イタリアと日本の『努力の仕方』の違い」についてX(旧Twitter)に投稿すると、5.7万いいねが集まり(2025/02/04時点)、「とても良い言葉」「素晴らしいですね」と話題になっています。

イタリアと日本では、いったい努力の仕方にどのような違いがあるのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

※下記の日付のリンクからX(旧Twitter)に移行します

かど(@kad4ani)2025年1月28日

イタリアのバールで、バリスタに「イタリアでは『頑張ります』って何て言うの?」と聞いたら、「そんな言葉はない」と即答された。「え、どうして?」と聞いたら、「美味しいエスプレッソを飲んで、気分良くやるだけだ」と言われ、努力の仕方を考え直した。

気になってイタリア人の友達に聞いたら「それって楽しんでやるのと何が違うの?」と言われた。彼らにとって努力は「無理して頑張る」ものじゃなく、「気分良くやる」ものらしい。美味しいエスプレッソを飲んで心地よくやる。その方が案外うまくいくのかも。

日本にいた時は「頑張らなきゃ」と思っていた。でもイタリアでは「頑張る」の代わりに「気分をのせる」がある。

・仕事を “楽しめる形にする”
・休憩は “生産性を上げるためにある”
・何より「気分が良いことが良い仕事につながる」

「頑張る」ではなく「楽しくできる形にすればいい」のかもしれない

イタリアにも努力する人はいるし、生きるのは簡単じゃない。でもバリスタの一言が「頑張らなきゃ」と気負う自分をラクにしてくれた。Farò del mio meglio など「頑張る」に近い表現はあるけど、日本語ほど万能じゃないのが面白い。時には「エスプレッソ飲んでから考えよう」くらいの軽さも大事だよね

なんと、イタリアには日本語の「頑張る」に相当する言葉がないのだそう!

投稿者さんがイタリアのバールで出会ったバリスタさんによれば、努力とは「美味しいエスプレッソを飲んで、気分良くやるだけ」なのだとか。

これは日本にはない発想で驚きますね!日本で努力というと、どうしても「無理して頑張る」というニュアンスが入りがちです。でも、確かに「気分よく」やれば何でも上手くいきそうです!

投稿者さんはこの違いについて「イタリアでは『頑張る』の代わりに『気分をのせる』がある」と語り、「時には『エスプレッソ飲んでから考えよう』くらいの軽さも大事だよね」と綴っていました。

「とても良い言葉」さっそくイタリア流を実践した人も

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。

「頑張る」より「気分良くやる」のほうが精神的に健康でいられそう
楽しくウキウキでやってる時こそ、最高のパフォーマンスが出ますからね
でも、日本の職場でも「楽しんでやろうぜ!」って言ってる人いるけど、大抵楽しんでるのは本人だけ……
素晴らしいですね
頑張るって、前向きでもあるけど、追い込みを自らにかけてしまう危うさもありますもんね。
気楽に気楽に
言葉は文化なので イタリアには頑張る という文化が無いんでしょうね。
ある意味 うらやましいですね。
気楽にやろうよ とても良い言葉ですね。

イタリア流の努力の仕方に、「健康でいられそう」「とても良い言葉」など称賛のコメントが書き込まれていました。日本語の「頑張る」に含まれる危うさについて指摘する人も。

また、さっそく「イタリア流」を実践して1日を過ごしてみた方から、「今日はいつもよりも一人で無駄に緊張しないで、日々の臨機応変の事にも穏やかに対応でき、心の余裕を失うことなく一日過ごせました」と素敵な報告も寄せられていました。

日本の「頑張る」が悪いわけではありませんが、体や心が苦しくなったら「イタリア流」を思い出してみるのも良いことかもしれません。



取材協力:かど(@kad4ani)さん