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職場でミスがでないよう作られた『チェック表』 追加された“まさかの項目”に「解決になりません」

  • 2025.2.27
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

会社によって、独自のルールを定めているところは多いでしょう。身だしなみや服装などの外見的なルールから、業務の進め方や仕事への意識などの内面的なルールまで、社内ルールにはさまざまなものがあります。

定時で帰るの大好きさん(@nannotoriemomai)さんが、「悲報すぎる会社のルール」をX(旧Twitter)に投稿すると、9.2万いいねが集まり(2025/2/26時点)、「めちゃ分かる」「ほんとそのとおり」「うちは…」と話題になっています。

いったいどのようなルールだったのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

ダブルチェックの表に「ダブルチェックしたか」の項目が増えてしまった模様です…。

ミスを防ぐためにダブルチェックするようにと指示をされることは多いでしょう。しかし、ダブルチェックをしたとしても、ミスがなくならないのが現実。

人間が仕事を進めている以上は、ヒューマンエラーはある程度は仕方のないことではないでしょうか。とはいえ、起こってしまったミスをそのままにしておくわけにはいかない…。

そんななかで作られたのが「ダブルチェックをしたか」の項目なのかもしれません。本来はミスを見逃さないための「ダブルチェック」が、したかどうかをチェックすることになると、ダブルチェックが目的になってしまいそうですね。

「わかる」「うちの会社は…」などさまざまな声

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

「わかる」の声

これめちゃ分かる…
誰か1人がケアレスミスするとすぐにチェック表作れ!ってなって
チェック表をチェックするという全員の仕事が増えて結果まわらなくなってる
ダブルチェックって、問題意識がある人を巻き込むための装置に過ぎないので、根本的な解決にならないことが多い。そしてダブルチェッカーが多忙になると機能しなくて詰む。
重要なのは、ミスがあると承認されないなどの仕組みづくりだと思う。
ほんとそのとおりでダブルチェックしてるのにミスが起こってトリプルチェック…もう意味がわからなくなるのでチェックの仕方に問題があると、まず気づいてほしい。。
そうすれば一回のチェックで済むので。

ダブルチェックではミスはなくならず、根本的な解決にならないという声が多数寄せられていました。そもそもの仕組みづくりが重要なのではと考えている方も多いようです。

チェックが増えてしまうと…

ミスやクレームが起きるたびにチェック項目やその他のやることが増えるのはあるあるですし解決になりませんね。やることが増えるとリスクも増えます。
ミスが増えるたびにチェック項目が増え、チェックする時間に追われてミスが多発し、またチェック項目が増えていく…

チェックが増えることでさらにミスが増えるのでは…という声も。たしかに、チェック項目が多くなるとチェックにも時間がかかり、業務に割ける時間が減ってしまうリスクはあるかもしれません。

うちの会社の場合は…

うちはトリプルチェックがありました。それでもミスが出たときは笑いましたし、再発防止策の資料作ってた部長が困り果てていたw
うちの会社これ。
ミスを防ぐための手順がどんどん作られて、結局袋小路みたいになって、また新種のミスが出る
うちの別部署の話ですがこれが積み重なり、今では『クアドラプル』チェックまで発展しております

同じようにチェックに追われるという方も。チェック体制に困っている方は少なくないようです。トラブル防止や生産性の向上などを目的として作られる社内ルールですが、ときには逆効果となることもあるのかもしれませんね。



取材協力:定時で帰るの大好きさん(@nannotoriemomai)さん