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こんがり焼けた『パン』 “まさかの正体”に「食べるのはやめておいたほうがいい」

  • 2025.2.18

落ち葉みたいな昆虫やゼリーみたいなクラゲなど、世の中にはさまざまな生き物が生息しています。「こんな生き物がいるなんて…」と驚くこともあるでしょう。

しゅーさん(@h2c2o4_2h2o)さんが、「こんがり焼けたパンのように見えるカニ」をX(旧Twitter)に投稿すると、8.5万いいねが集まり(2025/2/10時点)、「まさか!」「パンなのかカニなのか」「改名しましょう」と話題になっています。

パンのように見えるカニとは、いったいどのような姿だったのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

こんがり焼けて美味しそうなパン…に見えますが、パンではなくカニです!

こちらは、ハバヒロマンジュウガニというカニの一種。甲羅は茶色ですべすべしており、まるでコッペパンのよう。

ハバヒロマンジュウガニが歩いている姿を上から見たら、小さなコッペパンが動いているように見えるかもしれませんね。また、ハサミと足の色も特徴的。鮮やかな紫色でとても美しく、宝石のようですね。

こちらのカニを発見した時の様子などについて、投稿者さんに詳しくお伺いしました!

潮だまりで発見したハバヒロマンジュウガニ

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出典:しゅーさん(@h2c2o4_2h2o)さん

 

---確かにこんがり焼けたパンのように見えます!ハバヒロマンジュウガニはどんなところで見つけたのでしょうか?

沖縄のカーミージー(亀瀬)の潮だまりで発見しました。ここは潮が引くと大きな干潟が広がり、たくさんの生き物が見られます。カニ以外にもスズメダイやクマノミなどのカラフルな魚たち、目を凝らすとウミウシなども見つけることができます。沖縄ならではのサンゴ礁に由来したリーフだからこそですね」

---たくさんの生き物が生息しているのですね。

「ただ、今後、この場所は埋め立てられて軍港が建設されることが決定しました。決まったことは仕方ないですが、豊かな自然が守られることを切に祈るばかりです」

---それは心配もありますね…。こちらのカニを見つけた時のご感想を教えてください。また、ハバヒロマンジュウガニはよく見かけますか?

発見時は目を疑いました!皆さん同じ感想だと思いますが、まるで、こんがり焼けたパンそのもの!テンション上がって思わず撮影しました。このカニは初めて見ました。どうやら調べてみると色彩変異があるみたいで、赤い色の個体もいるみたいです。実は最初は種名が分からなかったのですが、琉球大学学術リポジトリの文献に載っていると友人から教えてもらいました」

---カニにもいろいろな種類がいるのですね。

「ちなみに名前が変、かつ猛毒(フグ毒と同じテトロドトキシン)をもつことで有名なスベスベマンジュウガニもハバヒロマンジュウガニと同じくマンジュウガニ属です。ハバヒロマンジュウガニについては食毒不明ですが、こんなに美味しそうなパンに見えても食べるのはやめておいたほうがいいと思います」

---美味しそうに見えても危険かもしれませんね。

「Xの反応を見ていると、紫のハサミと足がブルーベリージャムや紅芋餡のようにみえると反応をいただきました!沖縄県民としては特産品の紅芋パンで推していきたいですね(笑)」

---紫のハサミと足は紅芋餡のようにも見えますね!

「パン?」「カニ?」

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

コッペパンみたいやなぁwww
まさか!カニパンのモデルか
こんがり焼けたパンなのかカニなのかどっちか分からなかった
甲羅はぱんでハサミは宝石みたい
紅芋クリームかにぱん
ベニイモヤキマンジュウガニに改名しましょう

珍しいカニの姿に多くの方が好奇心をそそられたようです。世の中には、まだ知られていない生物がいるのかと思うと、とても興味深いですね。



取材協力:しゅーさん(@h2c2o4_2h2o)さん