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イギリスの寄宿学校の学食で バレンタイン限定の“まさかのシステム”に驚き

  • 2025.2.14
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

もうすぐバレンタイン。百貨店や専門店などでは、魅力的なチョコレートがたくさん並んでいますよね。

イギリスに在住のイセキ アヤコ(@isekiayako)さんが、息子さんの寄宿学校で行われている素敵なバレンタインの取り組みをX(旧Twitter)に投稿しました。

いったいどのような取り組みが行われていたのでしょうか。

こちらをご覧ください!

※下記の日付のリンクからX(旧Twitter)に移動します

イセキ アヤコ(@isekiayako)2025年2月4日

息子の寄宿学校では毎年バレンタイン前になるとハート型のビスケットのオーダーを受け付けている。贈りたい生徒のハウス(寮)名と名前を書いて£1だかを払うと、学食のケータリングチームがキッチンで焼いてくれてラッピングされたものが2/14に受取人に配達される仕組み。送り主を匿名にすることも可。友だち同士で送り合ったりもする。

イギリスに限った話なのかと思っていたら、オーストラリアのスクールに通っている子も同じだと言っていた。英語圏の学校のあるあるなのだろうか。

これは素敵な取り組みですね!

息子さんの寄宿学校では、ハート型のビスケットのオーダーを受け付けているといいます。すると、2月14日に相手に配達してもらえるのだそうです。

バレンタインには、恋人や家族、友人などにギフトを贈りたいと思っている方は多いでしょう。日頃の感謝の気持ちや思いを伝えるのにぴったりですね。

バレンタインの取り組み

こちらの取り組みについて、投稿者さんに詳しくお伺いしました!

---とてもステキな取り組みですね!初めて聞いた時はどう感じましたか?

「初めて聞いたときは、イギリスの学校って気の利いたことをしてくれるんだな、と感心しました」

---寄宿学校ならではの取り組みなのでしょうか?

「16歳の息子が通っているスクールは共学なのですが、全寮制のため生徒たちは普段ずっとキャンパス内で生活しています。そのため、バレンタインのギフトを準備したくても放課後にちょっと町で買い物するというのが難しい状況です。週末に出かけたり通販を利用したりもできなくはないですが」

---そうなると、ケータリングサービスは有難いですね!

「そういう状況もあって、学校側は生徒が気軽に申し込めるこうしたバレンタインのサービスを考えてくれたようです。ハート型のビスケットを焼くだけでなくラッピングや校内配達もしてくれるのに、値段はどうみても材料費くらいしかカバーしていません。つまり明らかにボランティアなのですが、『学業に関係ない』などと言わずに子どもたちのために工夫してくれる職員の方々に感謝しています」

---お子さんたちが楽しめるように…と考えてくれているのですね。

日本の学校では聞いたことのないような素敵な取り組みでしたね。たくさんの方たちの思いが相手に届くといいですね。



取材協力:イセキ アヤコ(@isekiayako)さん